果物の素晴らしさ/栗田智仁

栗田智仁です!
趣味である果物にまつわる話を書きました!

日向夏の豆知識

2017年01月07日 | フルーツ
皆さんこんにちは、栗田智仁です。
今日は日向夏の豆知識を紹介していきたいと思います。


日向夏は1830年に宮崎県・宮崎市のとある人お庭にで発見されました。
日向夏は柚子の突然変異種を言われており、その後は宮崎県の特産品となり「ニューサマーオレンジ」や「土佐小夏」・「小夏ミカン」という名称でも親しまれています。
また最近では種なしの品種も市場に出回っているようです。

日向夏は温州ミカンを一周り大きくさせたくらいの大きさをしていて、色は明るい黄色をしています。
果肉・果汁共に酸味が強く、サッパリとした清々しい味が特徴です。
外皮と果肉の間の白い部分(アルベド)にはホントに甘みがあって、果肉とアルべドを一緒に食べると他のかんきつ類では味わう事が出来ない独特の味が楽しめます。

日向夏は宮崎県で発見され、宮崎県の特産品ともなっているおかげで、日向夏の都道府県別栽培面積の半分以上を宮崎県が占めています。
次点では高知県がランクインしており、高知県では日向夏を「土佐小夏」と言って生産しているようです。

平成25年の生産量を見てみると、宮崎県3738.5t、高知県1890t、愛媛県398.2tとなっており、この3県だけで全国の9割近い生産量を占めています。