ウェブプロデューサーの日記

Webプロデューサーの日記:仕事のこと、アイデアメモなど

どこかで春が

2005年01月26日 17時49分09秒 | BLOG

目覚めから寒いなと思ったら
今日の東京は朝から雪。
通勤時に降られたのも久しぶりのような。

15時、遅めのランチタイムには
すっかり止んでいて、跡形もなし。
それでも1月。寒い。

「どこかで春が生まれてる」
ふと、そんな童謡の一節を思い出した。
栄養ドリンクを飲み飲み、冬を乗り切ろう。
今ごろ、春はどこかしら。


○去年暮れの雪の写真
← 「この冬、最初の雪」


「あれから10年」 - 新聞広告の考察

2005年01月18日 00時12分47秒 | BLOG

今朝の日経新聞に掲載されていた
三井住友銀行の全段カラー広告に目が留まった。
地震発生の時間なのだろうか。
紙面の大半に朝焼け色の空の写真が広がり、
その上に、阪神淡路大震災の起きた
1995年1月17日から今日2005年1月17日まで
10年分のカレンダーが並んでいる。
文字情報は下部に450字程度。
それでも、10年分の日付を目にした後に
「今日で3653日目になります」と始まる文章は
その重みがずしっと感じられ、印象に残った。

「あれから10年」という表現は多くあったが
カレンダーにしてその「時間」を視覚化した表現は
シンプルながら、広告としてうまいなと思った。
時の流れ。一日一日の重み、意味。
そして今日で終わっている1月のカレンダーの、その先までも
想像させるような絵だと感じた。
広告で文章を読ませることは難しいが
1月17日という日に打ったこの紙面なら、
下段の文章が全部読まれなくても
クライアントの言いたいこと、この広告の理由が
十分伝えられるのではないかと思う。
新聞広告について、まったく知識はないのだが
印象に残った「貴重な広告」として
自分の仕事にも参考にしたい。


そして。
10年という歳月が経とうとも
地震をはじめ災害の怖さ、備えの大切さ、
そして、復興にかける人々の努力や
今なお続く被災者の方々の苦労は切々と伝わってくる。
人としてできることを、自分の事として考え続けたい。


○阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
http://www.dri.ne.jp/

○神戸新聞 - 阪神・淡路大震災 10年を振り返る著名人等のインタビューなど
http://www.kobe-np.co.jp/sinsai/


○新聞広告に関する過去の日記
← 「今日は新聞広告の日」

キャンパスノート30周年

2005年01月17日 14時20分08秒 | BLOG
ニュース:ITmediaニュース(2005.1.14)
「キャンパスノート」30周年で復刻版発売
コクヨ - ニュースリリース
「キャンパスノート」が誕生から30年


思わず懐かしいなと思ったニュースをひとつ。
キャンパスノートの復刻版が発売とのこと。

学生の頃は、学科ごとに色ちがいのノートを使ったり
表紙のちょっとしたデザインや、罫線の幅などにも
こだわって選んだりしました。
学期や学年が変わると新調してうれしかったり。
キャンパスノートは、2代目・3代目あたりを
よく使った記憶があります。
勉強が好きだったわけではないけれど
ノートをまとめることは好きで
授業中は黒板や先生の話をメモ書き、
後からのんびり「まとめ用ノート」に清書して
自分だけのノートを作っていました。
あの頃は時間だけはたっぷりあって
色ペンを使ったり、レイアウトを考えて記述したり。
ノート作りが一番の勉強法だったように思います。

PCを使うようになって、「文字を書く」こと自体が
少なくなってしまったように感じるけど、
「書いて整理する」「書いて覚える」という方法は
今の仕事にもとても通じ、役に立っているように思います。
私の場合は、アイデア出しの時も筆記用具が欠かせず
手を動かすことで、思考も働く感じ。
提案書を起こす前にも、骨子やラフをざっと手書き。
デザインを起こす時も、まずは紙に描く。
書くことで頭が整理され、考えを視覚化することで
ゴールが明確に見える。
いきなり画面に向かうより、効率がよいのです。

ノートに最初の一文字を書く時に感じた
ちょっとの緊張感とワクワク感。
それは今、真っ白な紙に向かって
新しいものを考え出す時の気持ちと繋がっているのかも。
久しぶりにキャンパスノートを開いてみたくなりました。


○お気に入りの手帳はこちら
← 「来年の手帳」


マックホルツ彗星

2005年01月05日 23時22分05秒 | BLOG

今の時期、マックホルツ彗星が南の空に上がっているという。
見てみたい!コートをはおって、夜空の下を散歩。
目印はオリオン座やおうし座らしい。
澄んだ冬の空気の中、三ツ星がすぐにわかる。

夏の流星群を見られなかったから
彗星は少しでもわかったらいいなと思ったけれど
やはり東京の夜は明るすぎて見つけられず。残念。
それでも澄んだ冬の空気の中、
思った以上に星が出ていて心地よかった。
闇に描かれた大きな絵。輝く小さな星々。
どれもきれいだ。

彗星は肉眼で見られなかったけど
せめて写真で天体観測。

○Astronomy Picture of the Day
http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/astropix.html

○国立天文台 - マックホルツ彗星見えるかな?
http://www.nao.ac.jp/pio/20050107machholz/


○去年夏のペルセウス座流星群の日記
← 「流星群」