水の景観図鑑

水のある景観を見るとホッとしたり、厳かな気持ちになります。見ているだけで、んー、素敵。そんな水のある景観を探しています。

鳥取県・境港

2005-02-20 15:18:24 | Weblog
境港は鳥取県と島年県に境にあるまちで、古くから漁業が盛んです。港へ行きますと、底曳き船や刺し網が所狭しと停泊しています。今まで数々の漁港を見てきましたが、これほど大きな漁港は見たことがありません。

鳥取県漁協境港支所(旧境港市漁協)の漁獲高は1,217,600トン、沿岸部の漁獲高だけでも4,100トン(平成15年)です。ちなみに、大阪府全体の漁獲高(海の分だけ)が15,838トン(平成13年)であることを考えると、いかに水産業が盛んであるかがわかります。

このような莫大な漁獲があるおかげで、市内は水産業が盛んです。漁港の周りには、水産工場が所狭しと並びます。

先日、忙しい仕事の合間をぬって漁港へ行きました。数多くの漁船が並ぶ姿はいつ見ても壮観でわくわくします。見ているだけで元気が湧いてくる。

写真に写っているのは小型底引き網船。夜間、船を走らせながら網を徐々に海底に降ろし、数時間網を引きます。底引き網船には必ず長い竹が積んであります。網の口に竹を横向けにつけ、網を引いているときに口がしっかり開くようにするためです。

(平成17年2月14日昼頃撮影)

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