水の景観図鑑

水のある景観を見るとホッとしたり、厳かな気持ちになります。見ているだけで、んー、素敵。そんな水のある景観を探しています。

京都府長岡京市のため池(1)

2004-12-25 18:32:57 | なぜ、ため池はそこにあるのか
何気なく長岡京市の地図を見ていると、ため池が多いことに気がつきました。

(国土地理院による地図閲覧サービス)
http://watchizu.gsi.go.jp/cgi-bin/watchizu.cgi?id=52353500

長岡京市は市の名前が示すとおり、古代において長岡京という都が置かれた地域です。長岡京は桂川に近いため、水陸の便がよい都であったと考えられます。しかし、長岡京はわずか10年間で廃されました。その理由のひとつとして、洪水による被害があげられているそうです。

このことから、長岡京市付近は水害に遭いやすいものの、逆に言えば水を得やすい土地であると思っていました。したがって、農業用水は川から引いており、ため池などないものと思いこんでいました。なぜ、長岡京市にはため池が多いのでしょうか。

これは調べてみる必要がありそうです。

京都府舞鶴市・幻想的な冬の舞鶴湾

2004-12-10 20:23:46 | Weblog
京都府の舞鶴湾は日本海有数の大きな港で、貨物船、自衛艦の往来が多いのですが、自然がよく残されています。そのおかげで、底引き網によるトリガイ漁、潜水士によるナマコ漁、ワカメ養殖、定置網などの漁業が盛んです。また、この季節は沖合でマツバガニ漁が盛んで、港には大きな漁船が停泊しています。

12月の早朝、空気は冷たいとは言え、海水は暖かみを持っています。この温度差のため、海上には水蒸気が立ちこめ、周囲の山々にも水蒸気が見られました。仕事が始まる直前だったのですが、この幻想的な風景に見とれてしまいました。

最近、地球温暖化の話題をよく耳にします。冬がどんどん暖かくなれば、空気と海水の温度差が小さくなり、このような幻想的な風景を見る日が少なくなるかもしれません。また、地球温暖化は海水の温暖化を引き起こし、各地の海に棲む魚介類の種類を変化させ、古くから行われてきた漁業が成り立たなくなるかもしれません。
そんなことも少し考えてみました。

(平成16年12月3日早朝撮影)

京都市・鴨川 ユリカモメと子ども達

2004-12-08 10:59:52 | Weblog
 12月8日の四条と五条大橋の間の鴨川です。幼稚園生でしょうか、先生につれられてユリカモメにエサをやってます。ユリカモメや鳩、鴨、場合によってはとびが群がります。それが楽しいのでしょうか、他の人もエサをやります。しかし、基本的には自然の動物にエサをやることはよくないことと思います。河原で弁当を食べてると、鳩やユリカモメが物欲しげによってきます。寺などのコイも同じですが、何か哀れです。みなさんはどう思われますか。