岡山県英田郡西粟倉村影石895 「フレル食堂」 【2659】
鳥取自動車道を岡山方面へ向かい、県境にまたがる志戸坂トンネルを抜け一般道へと下り、吉野川沿いにさらに南下する道すがらののんびりとした中山間地にひょっこりと顔を出す、ピンク色の木造建物がソラとミドリに溶け込むローカルカルチャースペースを訪れたのは、春の足音がそこまで聴こえる2月下旬のこと。
廃校となった影石小学校を地域振興の担い手として活用するのは、以前ご紹介した「郷山キッチン おむすびころりん 【2515】」の山郷小学校と同じ取り組み。
玄関わきのジオラマを眺めると、今もって集落の中核を成すのは小学校であることが再認識され、地域を含め行政がどのようなグランドデザインを描くことができるかが重要なカギであることが分かる。
今回目的の食堂をはじめ、帽子屋さんや日本酒屋さん、はたまたうなぎの養殖場まで多種多様な業種が集合し、活発に情報発信している姿勢に胸が熱くなる。
教務室をリノベーションしたという”フレル”さん。 おやじは職員室の前に立つと、今でもキンチョーするのはなぜかしらん？？（笑）
おむすびころりん→https://orange.ap.teacup.com/applet/watch-dogs/20191022/archive
全体的に流れる空気感からして、スロウでナチュラルな、日々の生活を大事にしているというコンセプトが伝わってくる、あたたかな店内。
それらを醸し出している、傍らに並ぶ鳥取や島根、さらには地元で作られた陶芸品や木工品の数々。
その中でひときわ目を惹くのは、食堂とユニットを組む木工作家が手がけた、カトラリーや器、小物。
メニュー表①
地域に特化したジビエ料理や野菜、鳥取の鮮魚を使った定食がウリで、なにより嬉しかったのは、コーヒーに”まるたつ”さんのビーンズを使っているということ。
メニュー表②
それぞれの内容は掲げてある黒板からどうぞ。
「酒かすとトマトのカレー 750円」
まるで赤ちゃんが前掛けをして微笑んでいるかのような出で立ちにホッコリ💕 その所作と同様に円やかで穏やかな味わいが全体を包み、酸っぱくも辛くもなく、老若男女問わずいただけます。 幸せ～🎶💙💙💙
「日替り定食 900円」
鳥取のハタハタをメインに据え、まわりをジゲの白菜や白ネギ、きのこを使った小鉢で固め、大自然の恵みに溢れキラキラ✨
ひとつひとつが丁寧に作られ、食材の旨味を上手に引き出してあり滋味深く、身体も心も癒されハッピーこの上なし🎵💙💙💙
「コーヒー（深煎り） 450円」
なるほど、まるたつさんの特徴をしっかりハンドドリップで表現しており、申し分なしの技術力です👍👍👍👍 美味い！ 😋😋😋
帰り際気になったフラミンゴスツールを購入。 前々から探していたんだよね。 えっ？何に使うかって？？ それは追って紹介しますよ🎶 また来よっと✌✌
