滋賀県大津市小野175‐1 「博多うどん小麦屋 小野本店」【1149】

琵琶湖西岸に位置する大津市の「琵琶湖大橋」西詰から北へ約4㌔先の、県道558号線(西近江道)沿い右手に見える黒い外壁が目印の博多うどん専門店です。
うどんと言えばコシが命の「讃岐うどん」が代名詞とおやじは思っていましたが、「博多うどん」も中々どうして讃岐に負けない有名所と知り、興味津々で訪れてみました。

店内はブラウンで纏められ中々落ち着いた雰囲気があります。 カウンター席、テーブルのBOX席、小上がりの座敷が設けられ、約50名の収容能力があります。

メニュー表①
デフォのかけうどんで400円とまあまあの値段設定です。

メニュー表②
天ぷらやご飯類、丼ものとセットにしたサービスメニューも豊富です。

博多うどんの薀蓄。
1242年「聖一国師」が中国・宋より製粉技術を持ち帰り博多に伝えたことから、博多は日本の「うどん・そばの発祥地」であると紹介しています。

「山笠うどんセット(うどん並) ¥930」
メインのうどんには「博多」ではスタンダードなゴボ天を中心に、野菜天、ワカメとゴージャスに盛り付けられ、炊き込みご飯(白・いなりの3種からチョイス)小鉢付とボリューミーなセットになっています。 炊き込みご飯、小鉢とも家庭的な味わいでホッコリしておりOK!

もっちりとした独特の食感は「讃岐」に慣れている人にとっては頼りない感じがするが、延びとは違う歯ごたえがあり案外楽しめる。 出汁も魚介類が幾重にも重なっており、関西風に近く深みもありよい。
讃岐とはまた違った「うどんの世界」があり、発祥の地であるという「自負」も頷けます。
看板の「ふんわり もちもち」はどうかな?と、暖簾を潜るまで不安でしたがさもありなん、讃岐には無い持ち味一杯のうどんでしたね。