滋賀県甲賀市水口町水口5606 「水口寿志亭市場の食堂」【1137】
琵琶湖南東岸に位置する、かつて東海道筋の「宿場町」として栄えた「甲賀市・水口（みなぐち）町」の、「水口税務署」並びの卸売市場構内に在るお食事処です。
正面向かって左側奥に「食堂」の看板が揚がっています。 その手前の売り場らしき建物も、とりあえず気に留めておいてください。
市場とはいえ海から遠い内陸部の食堂に「日本海育ちのおやじ」の舌を、唸らせる料理があるとは到底考えられないと、容易に推察は出来ますが、さてどうでしょうか？
如何にも市場に在る食堂らしい造りとテーブル席。 約30名の収容能力があります。
お品書き。
それ程種類は多くはありませんが、丼物が1,000円以内とリーズナブルな価格でラインナップされています。
その中でおやじのお目当てはズバリ「海鮮丼 ￥690」なんです！
先ず運ばれてくるお茶と小鉢、漬物（小鉢と漬物は丼・ちらしのオーダー時のみです） まぁこれらは当り障りのない物でした。
「海鮮丼 ￥690」
丼鉢一杯に盛られた魚介の数々とタップリのご飯、薄味仕立ての味噌汁と合わせ、これで690円は驚愕に値します。 おやじの地元山陰でも、これだけのボリュームで700円を切る丼は、見当たりません。
ハマチ、タイ、サーモン、ウニ、カニ、イカ、イクラ、貝柱等、バラエティーに富んだ内容にも努力が窺い知れますし、鮮度も此の地に在っては頑張っている方かな、、 それでも本場なら並よりやや下の鮮度になるけどね。
着丼時、テーブルに置かれた「会計用紙」 バーコードでレジを通すなんて、なんだかスーパーのお惣菜みたいですね。
冒頭で「気に留めておいて」とお話しした建物の店内。 水産加工品を中心としたお惣菜が数多く並んでいます。 実はお会計は此処のレジを通すので「覚えておいて」欲しかったのです。
ともあれ鮮度はそれなりですが、ボリュームと価格は特筆すべき内容であり、下手な回転すしを食べるより、満足度はコチラの方が断然上と言えるでしょう。
