米子市中島「南風荘」 【390】 《閉店》
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米子市中心部、皆生街道と山陰道「国道9号線」がクロスする「西福原1丁目交差点(ホテルわこう角)」を「車尾・伯耆大山方面(東)」へ、約1.5㌔進んだ「中島中央入口交差点」右手前にある、朱色の中華格子が目印のお店です。
昭和40年代創業と米子市内では老舗の中華料理屋さんで、かつては市内に幾つもの支店がありました。
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店内は昭和の香りが漂い、チョット暗めの照明が、落ち着きのある雰囲気を演出しています。
テーブル席の他に小上がりの個室が数部屋あり、グループでの食事も、気兼ねなく利用できるのが良いですね。
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夜のサービスメニュー「酢豚定食 ¥892」
ランチはともかく、夜までサービスメニューがあるのは嬉しい配慮ですね。 しかもご飯のお代わり自由、メイン料理もボリューミィと「ガッツリ」いきたいときは重宝します。
ただ今日の酢豚は、火のまわし過ぎで少々焦げ臭い(単なるブレと思いたい)
基本的な味は「昔風」であり、取り立てて特徴はないが、今ではそれがある意味貴重です。
今時どのお店でも「独自路線」にこだわるが、それが全くない(それが縮小の原因かな?) こだわろうと試行錯誤を(水面下で)しているのか、昔風を貫いているのか、どちらかは分からないけれど、ここまできたら逆にずっと変えないで欲しいね。
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「焼飯 ¥682」
炒飯ではなく焼飯ってところが、いかにも頑固に昔を、、って感じです。
ご飯のパラリ加減はOK、カニのほぐし身が入っているのが此処の特徴で、味は意外に薄味。
中華の腕前は「炒飯」で分かるというが、それでいえば中々の腕があるといっても良い。
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「五目ラーメン ¥682」
これはもう、何処にでもある一般的な五目ソバですね。 可もなく不可もなくって感じです。
とにかく昔、何処にでもあった「中華料理店」の味が、そのまま(良い意味で)「生き残っている」お店です。
本当に普通なんだけど、しばらくすると食べたくなるんだよね、不思議と、、、
*残念ながら13年7月閉店しました。