時の経過に半比例し、消えゆく純喫茶は、まるで人生の儚さを見てるかのよう。
鳥取市寺町78 「軽食・喫茶 道」 【3394】
寺町・弥生橋通り、NHK鳥取放送局から久松山に向かって、2ブロック北上した右手に在る、緑色の庇が目印のなつかし喫茶店です。
煤けたシャンデリアに、ぼんやり照らし出された、セピア色に染まる、時のない店内。
一角には忘れ去られた麻雀ゲーム機が、過去の栄光や色褪せたコミック本棚と共に埋もれ、朽ち果てるのみ。
電源がOFFなのか、もはや動かないのか、マスターによう聞かんかった。 まぁ学生時代ハマった、インベーダーゲームなら、無理やりでも頼んだけどww👽👽👽
これぞ昭和の純喫茶の、スタンダードといえるラインナップ。 なお常連さんによれば、特にモーニングが、ええでぇ~♪ だそうですww
「焼きそば定食 700円」
おやじ的に純喫茶の定食と言えば、この定食なんですけど、皆さんはいかがでしょう? 炭水化物オンリーで、背徳感に苛まれるけど、やめられへんww
濃い口ソース仕立てなれどしつこさは全くなく、野菜もシャキシャキとリズム感よく、こりゃぁご飯が進むバイ! うっまー🎵👍👍👍👍👍👍👍👍👍👍👍👍👍👍
「ブレンドコーヒー 400円」
すでに看板と煙突が撤去された、お隣のオーシマ珈琲のビーンズを、以前使われていたけど、今はどうかな? それでもしっかりと苦み迸る一服で、コーヒー通を唸らせる。 オッケー👌👌👌👌👌👌👌👌👌
日を改めての「モーニング 500円」
トースト、ハム、玉子、サラダと、一見どこにでもありそうなモーニングですが、じんわり郷愁感がこみ上げてくるのは、なんでだろう🐰🐸🌾🦋🐰🐸🌾🦋
昔、亡くなった親父と喫茶店で食べた味、もしくは休日のみ、おふくろが作ってくれた朝食の味か、一口食むごとにグルグル脳裏を駆け巡る。 ああ染みるなぁ💛💛💛💛💛💛💛💛💛
今や絶滅危惧種化した純喫茶は、多分に漏れず初老のマスターひとりで切り盛りされ、ほろ苦さを胸に抱きつつお店を後にしました。 ありがとう。 また伺います。