何気なく裏庭を眺めていたら、その中庭の後方にある、3階建ての建物の丁度窓辺りに赤い花が沢山見えた。
「サルスベリ」の花だ。
中国南部原産で江戸時代以前に渡来し、木肌が滑らかで猿も滑り落ちると言われた事からこの名が付いた。
夏の花の少ない時期に、赤やピンク、白の花を咲かせる貴重な木でもある。
小さい頃、従業員の目を盗んでこの木に登り、よくセミ取りをしていたっけ。
その頃から立派な大木で、ユウに4,5メートルはあったような気がする。
サルスベリのあそこまで立派な木を、今だ他でお目に掛かった事はない。
全体の樹形を見る事は出来ないが、あれから30数余年経ち、堂々とした大木になっているに違いない。
静かな時間を今は過ごしているが、もう一度僕たちの前に、その勇姿を見せてくれる日が来る事を信じて待っています。
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