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八雲(出雲市)

出雲観光の「玄関口」にある、郷土色豊かなターミナルレストラン。




出雲市斐川町沖洲2633‐1「出雲そば《出雲路》遊食 八雲」【1009】



きらめく「宍道湖」の西岸に位置する「出雲縁結び空港」のターミナルビル3Fにある、お食事処です。



エスカレーターを3階まで上り、左手側のお店になります。  尚右手には「健菜厨房」というレストランが在ります。



店頭左手には「蕎麦打ち場」があり、時間帯によっては実演を見ることが出来、特に観光客には「そば処に来たんだ~」と、よいアピールになりますね。



明るく広々とした店内は、テーブル席と小上りの座敷があり、約75名の収容能力を誇ります。



メニュー表①
郷土色を前面に出した定食メニューの数々。  いずれも1,000円前後と、場所柄を考えると良心的ですね。



メニュー表②
割子1枚250円と、こちらも良心的です。  因みに大社周辺では、1枚300円はザラですから、テナント料も含めこの価格は頑張っています。



「出雲路セット ¥900」

今回おやじは、メニューの中で一番郷土色の強い、コチラをチョイスしました。
メインの赤貝めしに割子そば(2枚)、しじみ汁がついて、結構ボリューミーです!

赤貝は正式名「サルボウガイ」と言い、昔きれいな中海で沢山獲れましたが、今は殆ど獲れず「食習慣」だけが残っています(中海圏では特に、お正月によく食べます)  

丼には結構実が入っておりよいが、ご飯のパサつきが残念。  逆にしじみ汁は、貝のダシがよく出ておりOK! 

 


割子。
スタンダードな出雲そばより、若干細麺仕立てであり、正式なアナウンスは無いが、配合は二八に近いと思われる。   平均点は取れているものの、食感、のど越し、香りがやや弱く、キレも不足している。  コレは蕎麦粉の鮮度によるものと思われ、店舗での保存期間が長いのかもしれません。



それでも「入門編」としては及第点と言え、メニューの薀蓄も含め、観光客の皆さんには「出雲地方の食文化」の一端を体感できる「玄関口」の役目を、立派に果たしていると言えるでしょう。

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