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東本願寺・渉成園(京都市下京区)

借景に京都タワーを配す本廟と十三景の名勝。


京都市下京区  「真宗本廟(東本願寺)」  (古都探訪 ㊱)



「西本願寺」の東に位置するため「東本願寺」と称されるが、正式名称は「真宗本廟」で真宗大谷派の本山となる。

写真の「御影堂門」は、高さ約28mの入母屋造・本瓦葺き・三門形式の二重門で、「真宗本廟」の扁額を掲げ、京都三大門(東福寺、知恩院)の1つに数えられる。



御影堂。
境内のほぼ中心に位置し、和様の道場形式の堂宇である。  明治28年の再建。




東本願寺は、江戸時代に4度の火災に遭っており、その火災の多さから「火出し本願寺」と揶揄されるが、火元となったのは、文政6年(1823年)11月15日の火災のみ。


「渉成園(しょうせいえん)」



真宗本廟の飛地境内地で、東本願寺の東方約150メートルに位置する庭園。





早春の梅に始まり秋の紅葉、チャノキの可憐な花と、四季折々の花や樹木が楽しめる名勝としても知られる。



中央に池を配す書院式の回遊庭園。




侵雪橋(しんせつきょう)
池の中にある小島にわたるために架けられた橋で、「十三景の六」に数えられる。




傍花閣(ぼうかかく)
庭園内には珍しい楼門造りで、左右側面に山廊と呼ばれる階段を設ける。 「十三景の二」



縮遠亭(しゅくえんてい)
池に浮かぶ北大島に建てられた茶室。 「十三景の七」



園林堂(えんりんどう)
傍花閣に対応する持仏堂で、室内には棟方志功が書き上げた42面の襖絵が飾られる。



意外に知られていないが、徳川慶喜やヘレンケラーなどの著名人も訪れており、1936年には国の名勝にも指定された。


           photo by OLYMPUS OM-D EM-5Ⅱ

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