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西本願寺(京都市下京区)

凛として異彩を放つ大銀杏に足を止め暫し見入る。


京都市下京区 「龍谷山 本願寺(西本願寺)」 (古都探訪 ㉟)



京都市民から親しみを込め「お西さん」と呼ばれる本願寺(写真は重文の阿弥陀堂門)

1272年、親鸞の廟堂として東山の吉水の地に創建されたが、比叡山延暦寺から度々の迫害を受け場所を転々とし、現在地には1591年、豊臣秀吉の寄進により大坂天満から移転した。



御影堂門(重文)
境内には桃山文化を代表する建造物や庭園が数多く残され、1994年にはユネスコの文化遺産に登録された。



桃山時代の伏見城の遺構とされ、豪華な装飾彫刻を全体に施した四脚門が特徴的。



その彫刻を眺めていると、日の暮れるのも忘れるといわれ、「日暮し門」とも呼ばれる。



太鼓楼(重文)
本願寺の東北角にある重層の楼閣で、内部に今も残る大きな太鼓は、江戸時代には周囲に時刻を告げる合図となっていた。



境内には2つの大イチョウがあり、阿弥陀堂前の大イチョウは幹周3.97m、樹高16.5mを誇る。



その立ち姿に圧倒されることしきり。




写真右が阿弥陀堂、左が御影堂でいずれも国宝。



親鸞聖人像が安置されている御影堂が本堂(阿弥陀堂)より、大きく造られている。



そのため重要な行事も、この御堂で執り行われる。



御影堂前の大イチョウは幹周6.5m、樹高/7.0mで、樹齢は400年を越える古木。




まるで天を掴むかのように、横に大きく広がるその独特の樹形には、神秘的なオーラさえ感じるほど。



江戸時代に起きた大火の折り、水を吹きだしたことから「水吹き銀杏」の異名も持つ。



東本願寺に向かう途中にある「本願寺伝道院(重文)」
1895年4月に設立された真宗信徒生命保険株式会社の社屋として、東京帝国大学教授伊東忠太の設計、竹中工務店の施工により建築されたもの(この建物も本願寺の遺構です)


          photo by OLYMPUS OM-D EM-5Ⅱ

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