京都市右京区 「嵐電・桜のトンネル」 (古都探訪 160)

京都地方気象台は、本日、さくら(ソメイヨシノ)の満開を観測し発表した。

この時期、嵐電・北野線 鳴滝駅~宇多野駅間の沿線に、約200㍍にわたり桜のトンネルが形成され、人気スポットとなる。

約80本のサクライロのトンネルを抜けるその姿は、まさに艶麗(えんれい)そのもの✨

「井筒八ッ橋の夕子ちゃん号」はモボ631形の車輛で、座席数36の定員90名。

「夕子ちゃん号」が通過した後、鳴滝駅より列車交換の車輛が、宇多野駅へ向かう。

車輛は、車体屋根上に飾り屋根を設け屋根上の機器を見えなくし、レトロな雰囲気を再現した、モボ21形。


製造年が嵐電の中で一番新しいのが、モボ2001形。 2001と2002号車があるが、2001号車は「京つけもの もり号」として運行している。


モボ611形のうち、612の先行表示器が、前面・側面とも幕式からLED式へと変更されたのは、2017年4月のこと。
車輛色とのコントラストによる、艶姿の変化を楽しむのも一興。
photo by OLYMPUS OM-D EM-5Ⅱ