岡山県津山市山下20-5 「桃花」 【1774】
満開のソメイヨシノを愛でに、津山市の中心部にそびえる鶴山公園(津山城址)の「津山城さくらまつり」に出かけました(入梅まじかというのに、季節外れで申し訳ありません)
*さくらまつりの詳しいレポートは(名所探訪「津山城」)をご覧になってくださいね。
城山の散策を楽しんだ後伺ったのは、登城口の向かい路地を入った静かな住宅街の一角にひっそりと佇む、創作居酒屋店の「桃花」さんです。
メイン営業は夜の居酒屋とあって、カウンターの向かいや座敷の仕切り棚にはズラリとアルコールのボトルが並んでいます。
座敷は掘りごたつ式でテーブル席も細かく間仕切りがしてあり、これならリラックスして飲んだくれることができますね。
お昼のメニュー表。
お店の方曰く「まだカッチリしたメニュー表ができていないんですよ~」と、作りかけのを見せてくれました(どうやらランチは始めたばかりのようです)
壁面には地元湯郷ベルのポスターと、夜メニューの一部が張り付けてありました。
「シシリアンライス+わかめスープ 700円」
シシリアンと聞くとどこかイタリアンぽく感じますが、実際は九州佐賀のご当地グルメで、ご飯の上に甘辛いタレで炒めた薄切り牛肉と玉ねぎをのせ、その上にレタスやトマト、きゅうりなどの生野菜を盛り付け、仕上げにマヨネーズを網かけした家庭料理なんですよ。
但し津山では昔から、牛の骨やすじ周りを削り取った「そずり肉」がよく食べられていたため、それが薄切り肉の代わりに使用されており、その甘辛さと生野菜のシャキシャキ感、マヨネーズの円やかさが三位一体となり、パラダイスな味わいでガツガツと平らげてしまいました! 旨い!
「そずり鍋 1,080円」
こちらも同様にそずり肉を鍋にしたご当地グルメで、津山では現在市内19店で、「津山そずり鍋」の名称で登録の上、提供されているそうです。
鍋には作州牛のそずり肉と、ニラ、モヤシ、ゴボウ、豆腐が入り、それを醤油ベースの出汁でまとめてあり、肉の鍋とは思えない程あっさりしたタッチでスルスルといただけましたよ! 幸せ!
メニュー表に目を通したときはチョイ不安を感じましたが、地域に密着したオリジナル性豊かなランチに観光気分がさらに盛り上がりましたよ。 やっぱり観光地はこうでなくっちゃね!
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