鳥取市湖山町北1-414 「粋麺おっちゃんや」 【2916】
JR鳥取大学前出入口向かいに在る、威勢のよいブルーグリーンの庇が目印の、鳥取初・家系（いえけい）ラーメン専門店です。
厨房丸見えの、L字型カウンター席8つのみというコンパクトな店内は、お昼時や夕方になると外にあふれ列を作り、主に鳥大生でわんさか賑わっています🎵🥁
このところ県東部はラーメン店の新店ラッシュが続き、近年になく活況を帯びていますが、待ちに待った”家系”の参入で、メジャーどころはほぼ出そろったんじゃぁないかな🍜
それでは此処でザッと”家系”についての説明をしておきましょうか。
家系が誕生したのは1974年の横浜でのこと。 創家である「吉村家」の店主が「九州の豚骨と東京の醤油を混ぜたらうまいんじゃないか」という発想のもと創り出されたのが此の一杯で、それが評判となりあれよと言う間に全国に、、、
その特徴は①濃厚な豚骨醤油ベースのスープ ②太いストレート麺 ③トッピングはのり、チャーシュー、ホウレンソウ、白ネギ等以上３点が基本で、その他麺の硬さや味の濃さも任意にチョイスできるのが流儀となっています、ハイ。
「家系ラーメン 750円」
なるほど教科書どおりのトッピングに、茶褐色の濃厚スープ、さらにはストレートの太麺と、いわゆる家系のなかでも正統派を完璧にトレースしていますね👍👍
さぁて肝心のお味はと、、、 まとわりつくほどの粘着力のあとにくる、しょっぱ旨のテイストも予想どおりなれど、それだけが突出しふくよかさに欠け、自家製太麺もやはり形だけトレースしており、本来の麺とは違いスープとのバランスがズレています。
「今を粋ろ」の2号店として期待をしましたが、やはり本場の味とはかけ離れており、家系の名店が揃う首都圏を回って、もう一度味を確かめるべきでしょう。 派生の味をチョイト拝借では、ナンチャッテのまま終わってしまいます。 辛口でゴメン！
