養父市上野「とんちんかん 養父本店 」 【542】
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鳥取市内から国道9号線をひたすら走ること約2時間、八鹿町国木の旧国道9号線と八鹿バイパスの分岐点を八鹿バイパス方向(右側)へアクセスし和田山方面へ向う、大屋川を渡り約3㌔先「はさまじ峠」の下り坂「南但スポーツセンター」手前右手に見える「豚のマーク」が目印のラーメン屋さんです。
かつて「はさまじ峠」界隈は国道9号線を北但から南但を経由し、関西方面へ向う場合の「重要拠点・休息場所」として広く知られ、峠沿いには飲食店や土産物屋が多く立ち並び結構な賑わいを見せていました。 近年一般道や自動車専用道路の整備が進み、当時の賑わいは影を潜めてしまいましたが、その中にあっても此処は「どこ吹く風」と繁盛しています。
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お昼前でもカウンター席や小上がりの座席は粗方満席状態で、一番奥のテーブル席しか空いていませんでしたので、そちらをパチリ!
看板の標記通り「豚骨」が此処の売りですので、2種類(とんこつ・しょうゆとんこつ)の中からコチラをチョイスしました。
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「しょうゆとんこつBセット(ミニチャーハン付) ¥850」
デフォルトのラーメンは見た目シンプルで大人しめではあるが、実力(味)はピカイチ。
定番のストレートの細麺は食感もよく、スープにも程よく絡む。
一番の特徴はそのスープ。 どうしても獣臭さが残る「とんこつ」の中にあって、此処にはそれが全く感じられず、豚のピュアな旨味の部分だけを見事に抽出しており、それが絶妙に醤油とマッチングし本当に美味い一品となっている。 おやじはどんなに美味くてもスープを飲み干すことはないが、気付かぬうちに2/3近くを飲んでしまった。
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セットのミニチャーハン。
やや濃い味ではあるが、パラリとし、モチモチ感も併せ持つ中々のもの。
価格的には少々高めではあるものの、コレだけの味であれば文句のつけようが無い。 おやじの範囲内(島根県東部から但馬地方)で、BEST1といえるとんこつラーメンです。