ショーゲキが奔るような怒涛の苦味がクセになる、昭和喫茶の名店。
岡山市北区西小松西町9-25 「喫茶 ホンキートンク」 【3473】
県道21号(岡山児島線)・西古松西町交差点から、南へ1.5ブロック下った左手に佇む、三角屋根の洋館がノスタルジー誘う、人気老舗喫茶店です。
先ず目に留まるヴィンテージものの、ドイツ・プロバット社製焙煎機。 多分1970年代ごろの代物と窺えるけど、これだけの大物となると、今どんだけの値段がつくか、、(下世話でゴメン)
適度に煤けた黒褐色の床と梁が、ランプシェードと大開口窓から差し込む陽光に浮かび上がる、しっとりと時を刻む店内。
夕暮れにともない暗然たる(あんぜんとたる)影が増し、このゾーンのみ遮蔽された別次元のよう。
自慢のコーヒーは、ブレンドがライトからハードまで、ストレートはポイントを抑えたメジャーどころが数種と、いかにもツウ好み。
あくまでも主役はコーヒーと、スイーツ&軽食類は、必要最小限のみに留める。
「フレンチ 550円」+「モンブラン 550円」
いずれもシンプルな装いながらも、堂々とした存在感を放ち、特にブレンドから立ち上がるアロマの、馥郁(ふくいく)とした香りと言ったら、、👍👍👍👍👍👍👍👍👍👍👍👍👍
いやはやこの一服は、ドーン!!とまるで稲妻が奔るような、衝撃を伴う苦味が口中を乱舞し、それでいながら纏わりつかずあと味爽やかでスッと消え、こんなの初めて!!💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛
濃厚なマロンクリームの上に生クリームがチョン♪ ボトムのスポンジ生地はふんわりタッチでメリハリつき、ハードな一服にも負けない存在感で相性バツグン! 美味い!!🌰🌰🌰🌰🌰🌰🌰🌰🌰😋😋😋😋😋😋
滅多にビーンズを買うことのないおやじなれど、今回だけは別! さっきのブレンドも良いけれど、ピュアにストレートを味わってみたい。
「グァテマラ(200㌘) 1,500円」
ツヤツヤとした深い黒褐色のビーンズは、フレンチとイタリアンローストの中間あたりと見え、間違いなくハードだぜ!!ww
お気に入りのジョン・リーチ*の「スモールマグ」で味わってみる☕ なるほど、ブレンド・フレンチ程ではないものの、ガツン!と苦み迸り、ナッツ系の仄かな甘みも立ち、いやぁホント、此の焙煎好きだわぁーー🎶👌👌👌👌👌👌👌👌👌👌👌👌👌👌👌👌
浅煎り系が幅を利かせる昨今にあって、昭和の味を貫き通す信念には敬服するばかりで、僭越ながら素直に賛辞を贈りたいと思います👏👏👏👏👏👏 また絶対来るぜ!!ⓋⓋⓋⓋⓋⓋⓋⓋ
*日本民藝館の設立にあたり柳宗悦に協力し、民藝の礎を築いた、イギリスの陶芸家・バーナード・リーチの長男。