流石なり、英国ファンタジー！

昨日、話題の「ナルニア国物語～ライオンと魔女」を
レイトショーで見て来ました（＾＾）

シネマコンプレックスの５番スクリーン。
客席数は３００席程ですが、
遅い時間にも関わらず、５割程の入り。
結構、混んでました！

原作「ナルニア国物語」は、全７巻からなる
壮大なファンタジーシリーズであり、
神話の国ナルニアを舞台に、２５５５年にも及び
途方もないスケールで繰り広げられる物語。

同時期に書かれた「指輪物語」と双璧を成す
イギリスファンタジーの最高傑作であると、
文学的に高い評価を受けている。

その架空の国、ナルニアを、
近年、飛躍的に技術が進化した映像テクノロジーを
駆使して描かれての映像化が実現したのである。

単純に言うと、
ストーリーは、「スターウォーズ　エピソードⅣ」で、
時代背景や登場人物の描写は、
「ロード・オブ・ザ・リング」といった感想。
２時間２０分の長編ながら、
物語がテンポ良く進行し、観る者を飽きさせない展開と、
随所に見られる映像テクノロジーは、すばらしい！

自分的には、「ロード・・・」より娯楽性が高いと思う。

特に息を呑んだシーンは、
アスラン軍と魔女率いる軍が対峙し、
魔女の声とともに、両軍が一斉に激突して行く・・・

その互いの先鋒が剣や槍を交える直前の数秒間、
音声が消え、一瞬静寂が出来る・・・と、
次の瞬間、迫力のある怒号とともに、戦闘シーンへ！

この一瞬の“間”に、見ている者の緊張感は、一気に高まる

次のストーリーの映画化も、大いに期待したいと思う。

まだ、見ていない方は、お早めに！

ちなみに、全７話をご紹介しておきましょう。

＜１．ライオンと魔女＞
地方の屋敷に疎開したペベンシー家の4人兄妹が，
ある日，大きな衣装ダンスにはいると，
雪のつもる別世界ナルニアへと続いていた。
４人の兄妹達は，正義のライオンとともに，
白い魔女の軍と戦い，永遠の冬を打ち破ります。

＜２．カスピアン王子の角笛＞
夏休みが終わり寄宿舎へ帰る途中，4人兄妹は，
魔法の力でふたたびナルニアへ呼び戻されます。
暴君の下で荒廃しきっていたナルニアで，
4人は，身の危険にさらされている若い王子を助け，
命がけの戦いをくり広げます。

＜３．朝びらき丸　東の海へ＞
エドマンドとルーシィ，そしていとこのユースチスは，
ある日，額の絵の中へ吸い込まれてしまいます。
そこはナルニアの外海で，王となったカスピアンが，
朝びらき丸に乗って，未知の海へ向かって航海に
出るところでした．

＜４．銀の椅子＞
願いの言葉を唱えてナルニアへ来た少女ジルは，
行方不明になっているリリアン王子を探すよう，
アスランから命じられます。
級友のユースチスや泥足にがえもんと一緒に，
北へ北へと辛い旅を重ねます。

＜５．馬と少年＞
ナルニア全盛期の話。
カロールメン国の少年シャスタは，
奴隷として売られそうになり，
愛馬ブレーとともにナルニアを目指して逃げ出します。
途中，貴族の娘とその馬と道連れになりますが，
旅には思わぬ展開が……．

＜６．魔術師の甥＞
ナルニアの誕生が解き明かされます。
ディゴリーとポリーは，魔法の力で別世界へ送り込まれますが，
死滅した都チャーンで魔女を縛る呪文を破ったため，
ナルニアに，災いの種を持ち込んでしまいます。

＜７．最後の戦い＞
毛ザルのヨコシマはロバにライオンの皮を被せ，
アスランと偽って悪事を働きます。
とうとう，恐るべきタシの神が現れ，
チリアン王は，ジルやユースチスとともに，
ナルニアの運命を賭けた戦いへ。

以上が、ナルニア国物語、全７話のあらすじ。