生来気が短い私は、スーパーレジで待たされると、ついイライラしてしまう。そんなこと気にせずのんびりと構えたらよいのだろうが、そうもゆかない。
レジの待ち時間の原因は、多くのお客、特におじいさんとおばあさんが現金決済にこだわり、動作に時間がかかることにあるようだ。中にはカード持ちながら、ポイントの記録のみ行い、支払いは現金という人もいる。現金決済にせず、カード決済にすればお互いに手間が省け、売る方ではレジ係の削減ができる。
その他高額紙幣(1万円と5千円)の発行をやめれば、自然にカード決済が定着するし、一説では「諸悪の根源」と言われる「タンス預金」も減らせる。
やろうと思えば簡単なことだが、実現しないのは日本人にしみついている「現金好み」なのだろう。
おそらく我が国ほど、日常の消費生活で現金決済が多い国は珍しいのではあるまいか。