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手賀沼日記

貿易実務の限界と将来 貿易講座162回

先日「貿易実務の落とし穴」を2回に分け投稿した。これを読んで、ぜひ「あれ」を書いてくれという話があった。本日はその「あれ」を書こう。

すなわち貿易実務の限界と将来について。

貿易実務は貿易を円滑に進めるための「手段」である。つまり目的達成のための「道具」と言える。しかし実務家の中には、ここを理解せず、手段と目的を混同している人が結構多い。注意すべきだろう。

また貿易の発展として、国際生産や海外への企業進出がある。さらに貿易企業ではないのに、将来の市場縮小を見込み、海外へ進出する時代だ。

国際ビジネス、国際マーケテイング、海外直接投資などの観点から見れば、貿易実務は国際ビジネスを行うには十分ではない。一般貿易実務では扱わないサービス貿易は商品貿易の25%前後に達しているし、海外直接投資(FDI))は海外における企業経営である。貿易実務家には、さらに広い範囲の見識が求められるだろう。

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