早大のルーキー・佐々木哲 3000M障害で2位 大学初レース「チームに貢献できる選手になりたい」…金栗記念
◆陸上 金栗記念選抜陸上中長距離大会(12日、熊本・えがお健康スタジアム)
男子3000メートル障害タイムレース決勝で、早大の佐々木哲(1年)が大学初レースに挑み、8分29秒05で2位だった。新品のえんじ色のユニフォームで駆け抜け「シーズン序盤だったので、個人的にあまり調子が良くないと思っていましたが、序盤皆さんに前に行っていただいて良い条件でレースを進められた。最後ちょっと粘りが足りなかったことと、タイムももう少し上を狙えた。ちょっと悔しい」と冷静な様子で振り返った。優勝は8分26秒69で新家裕太郎(愛三工業)。昨年のパリ五輪代表・青木涼真(ホンダ)は8分29秒35で4位だった。
佐々木は昨年12月の全国高校駅伝で3区区間賞。3000メートル障害では高校歴代2位の記録を持ち、期待のルーキーとして早大に入学。トラックでは3000メートル障害を主戦場とするが、学生3大駅伝への思いも強い。「大学のプライドもありますので、チームにしっかり貢献できるような選手になりたい。箱根駅伝では、往路区間でチームが良いスタートを切れるように貢献したい」と意気込んだ。
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