<センバツ甲子園>健大高崎「一致団結を」 千羽鶴をダンス部員ら贈る
第97回選抜高校野球大会に出場する群馬県・健大高崎の野球部に4日、同校の1、2年生842人が折った千羽鶴が贈られた。高崎市中大類町の同校で贈呈式があり、野球部の加藤大成主将(2年)は「皆さんの声援を力に変えて、一戦必勝で頑張りたい。応援よろしくお願いします」と決意を語った。
千羽鶴は1381羽。ダンス部の生徒が円形のデザインを考え、同部と応援部の生徒が協力して組み立てた。ダンス部の鈴木栞那部長(同)は「みんなが一致団結して頑張れるように考えた。昨年優勝してプレッシャーがかかっていると思うけど、そこを乗り越えて連覇を目指して頑張ってほしい」とエールを送った。
加藤主将は「とてもありがたく感じる。千羽鶴を折ってくれた一人一人の『頑張ってほしい』という思いをくみ取って、甲子園ではプレーで表したい」と意気込んだ。