「馬鹿の一つ覚え」という言葉があるが、安倍はまさにそれを地でいっている。
数十年に及ぶ自民党の悪政の結果である教育崩壊を、学校の先生の責任になすりつけて、愚かな国民の歓心を買ったのが事の始まりだが、小狡いだけの奴らがすることだ、すぐメッキは剥がれた。そもそも「改革」などという言葉は、腐敗した政権を打倒した勢力が使用する言葉だ。
構造腐敗元凶の3代目ボンボンが何を世迷いごとを抜かしたのだろう。
それでもむちゃくちゃな法案を目白押しに強行採決した挙げ句、「年金問題」が発覚した。政府と天下りが年金を食いものにしまくっていた構図が広く国民の知れるところとなった。
さすがに愚かな国民も自分たちが騙されていたことに気付いた。
しかし、馬鹿に騙されるような奴らは何と形容したらいいのだろう。「馬鹿以下」だろうか?
この安倍の言はまたしても責任転嫁である。年金問題の責任を社保庁職員に押しつけようというのである。
下っ端の公務員など、何ら裁量権など持たず、上からの命令どおり働いていただけである。責任などあるはずもない。
にもかかわらず、この安倍はまたしても愚かな国民をたぶらかそうと馬鹿の一つ覚えを繰り返したのである。
「年金を着服した連中を洗い出してその財産を没収し、赤字補填に充てる」
これが誠意というものだろう。勿論、実行したところで、焼け石に水ではあるが…。
社保庁職員のボーナス・給与カット検討、首相も一部返上へ
政府は年金記録漏れ問題に関連し、ずさんな年金管理を行っていた社会保険庁について、職員のボーナス(期末・勤勉手当)や給与の一部を削減する検討に入った。
首相自身のボーナスなども一部返上する方向で調整している。首相周辺が22日、明らかにした。
公務員のボーナスは、6月と12月の年2回支給されており、6月の支給は目前に迫っている。このため、いつの支給分から適用するか、削減対象を社保庁職員のどの範囲まで広げるかなどを政府内で検討している。
首相は22日の読売新聞などのインタビューで、「社会保険庁には親方日の丸的な体質が残っている」などと述べ、社保庁の組織体質が年金記録漏れの温床になったとの認識を改めて示した。ボーナスや給与の返上は、国民の社保庁への批判に対し、一定のけじめをつけさせる狙いがある。
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