【映画】ポケットモンスター ディアルガvsパルキアvsダークライ

公式サイト

ダークライ欲しさに劇場まで足を運びました。
ポケモン映画を劇場で見るのは、たぶん「セレビィ」以来
なんというか、公開二日目の日曜日と言う事で、凄い混みようでした。

劇場開始前に、ダークライゲット。
配布方法はやはり不思議な贈り物→ワイヤレス通信を選択
カード扱いなので、新月島でのイベントはどうやら黒歴史になったようです。
フレンドリーショップの配達員から気軽に貰えてしまうダークライ。
これで主役なのだから泣けてきます。

…映画でも扱いが酷くて違う意味で泣けました。

こっから映画の感想。

【ネタバレ有り！】ご注意ください。

まず映画が始まると映画１０周年という事で
過去の映画の主役たちが次々と登場。
エンテイの扱いの悪さとルカリオの勇姿に興奮。

本編は、まぁ、映画１０周年と言う事で
映像は気合いが入ってます。
いたるところで気合いの入ったCGに目が行きます。

ただ、ストーリーは、まず何でディアパルが戦っているのか
一切の説明が無くただただ意味不明。
ダークライはそこそこしゃべるもののディアパルとの戦闘を始めたとたん
フルボッコくらってあまり見せ場ありません。

そもそもディアパルが感情を見せずただただ戦闘しか頭に無く
キャラデザインも相まって、異質な戦闘マシーンにしか見えません。

ただ、ゲストトレーナーの３人組（ロバート・しょこたん）
とかアルベルト（山ちゃん）とかは
なかなかいい味出してて良かったです。
ロケット団は決め台詞といい感じ～が無いものの
登場シーンは多くて満足、ただ、途中からは
何しに来たのか本気で解らなくなっていましたが。

このストーリーの根本にあるのが
出会うはずの無い２匹がなぜか戦っていて大変な事に
という時点でもうストーリーは成り立ってない気がします。
状況説明はしっかりとしてくれているのに何故この部分だけ説明ないのか
やはり意味不明。

ストーリーを大雑把に言うと

なぜかディアパル亜空間で戦闘
現実世界のとある町に影響が出始める
パルキア負傷。町に逃げ込み、町を亜空間に移動
町が大パニックに
ダークライ「パルキア帰れ！ここは俺が守る！」
ディアルガ「パルキア見つけたからフルボッコ！」
ダークライ「町壊れちゃうらめえええええ」
ディアパル暴れて町崩壊寸前、というか消滅寸前
サトシ「そうだ、オルゴール流せばいいんじゃね？」
↓
全部解決

これが１０周年記念作品でいいのでしょうか…
グラフィックとか細かいところは面白いけども
根本が駄目すぎる。