鹿角のけいらん

2020/11/29 （日）

大湯から鹿角へ

そんなに遅くなくとも

夕飯を食べる所を探すとなると

国道沿いは全国チェーン店の

お店が多くて

かと言って街なかに入っても

なかなか見つからず

昔は駅前っていろいろ

お店があったイメージだけど

県庁所在地の駅前で無ければ

なかなかキビシい現実

ヒト気のない商店街を

２往復して見つけたコチラのお店

気になったのは「けいらん」の文字

鹿角・田中屋さん

伝統料理と書いてはいるけど

喫茶店風

店内もこんな感じ

「けいらん」って言えば

岩手の県北以北の

旧南部藩の辺りで食べられていた

慶弔料理

あんこをお餅でくるみ

ゆで汁もしくはすまし汁でいただく

その形が鶏の卵に似ているので

「鶏卵＝けいらん」と呼ばれる

キスケ達の住んでる盛岡も

旧南部藩ですが見た事なくて

下北半島の道の駅かわうち湖で

２度ほど食べた事はありますが

ナゼ秋田の鹿角で「けいらん」なのか

興味津々

同じものなのか？別物なのか？

やってきたのはけいらん御膳

右がすまし汁に入った「けいらん」です

確かに「けいらん」

コチラのものには

クルミが入っていて

更に胡椒も入っておりました

そしてこのすまし汁！

めっちゃ美味しい！

御膳というだけあって

コチラのおかずも

ひとつひとつかなり美味しいです

すまし汁

おかわりしたい〜

店に入った時は

気難しそうなマスターで

正直失敗したかな？と思いましたが

会計を済ませ

とても美味しかった事と

けいらんについて伝えた所

話が弾み

鹿角もそう言えば

旧南部藩だった事を思い出したり

楽しい時間を過ごさせていただきました

とにかくすまし汁

めっちゃ美味しかったので

次はきりたんぽに挑戦します！

（キスケはきりたんぽが苦手）