わんこ問題 愛犬の身になって考えてみよう

間違った風説風評で愛犬たちが泣いています。白衣を着た妖怪の治療でも被害を受けています。ご自分の頭で考えてみましょう。

尻尾追尾症=犬が尻尾を追う回転行動=強迫神経症=常同障害を治すには愛情と根気が根本!

2017-10-10 16:54:17 | 
犬が自分の尻尾を追って回転運動を何時までも繰り返す異常な行動をすることがある。その回転行動を強迫神経症とか、常同障害と言う。犬の精神的な病気だ。
英語ではTail Chasingと言う。ブログ「愛犬問題」では尻尾追尾症と翻訳してある。そのYouTubeの動画を最下段に引用掲載してある。

 その尻尾追尾症の発症原因はすべて人間側にある。犬は被害者だ。
飼い主が愛犬に深い愛情を持ってやさしくかわいがって接するとその病気は徐々にではあるが、自然に治る。獣医の治療はむしろ有害だ。

 日本語の「常同障害」をキーワードにしてネットを検索してみた。
沢山の記事が出てくるが、どれも「帯に短したすきに長し」だ。
使い物にならないと言うことだ。

 常同障害の原因については網羅的にいろんなことが列記されている。
下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」式の書き方だ。原因だけでも10項目以上も挙げてある。
その中には遺伝が原因だという記述もある。科学的な根拠は示してない。
獣医が常同障害を治療しても治らない理由を遺伝性の病気だからと逃げ口上にしているとみている。
常同障害に関するネット上の記事は、ご自分の愛犬の常同障害を治そうと思っている飼い主には役に立たない記事が殆どだ。その記述の真贋を見極めることは一般の愛犬家には難しい。
端的に言うと、常同障害の治し方については参考にもならない。有害な記述だ。

 その悪い一例を挙げる。
「常同障害を治すには先ず獣医に診せるのが良い」と類似の記述が多い。
獣医は犬の皮膚病さえ治せない輩が多い。抗生物質とステロイド剤を処方して儲けている連中だ。抗生物質とステロイド剤では皮膚病は治らないどころか、犬の健康に有害だ。
同じように、常同障害だと診断が出来たとしても、有害無益な薬を売りつけられることがオチだ。
 ネット上の記述には、抗うつ剤が挙げられている。有害だ。
抗うつ剤は使い方を間違えると、ますます精神病が悪化する怖い薬剤だ。
獣医は薬剤の怖さに無知蒙昧な輩が多い。無闇矢鱈に危険な薬剤を売りつけて儲けている。

 上記のように日本語でネットを調査しても、ブログ「愛犬問題」でご紹介したいような記事が出てこないので、英文で検索してみた。
良い記事が見つかった。短くまとめられている記事だ。
その主要部を翻訳してご紹介する。 

原文 Compulsive Behavior in Dogs




 翻訳文  
 
 犬の強迫行動

 ここで言う“compulsive”と言う言葉は、ある行動を誘発する反復的で抑制の出来ない衝動、つまり、強迫を意味する。
強迫行動を示す犬は、日常生活の障害になるほど繰り返し繰り返し、いくつかの異常行動をする。
その異常行動は何の目的もないように見えるが、理由はどうあれ、とにかく駆り立てられているようにその行動を繰り返す。

 強迫行動をする犬は目覚めて起きている間中殆どの時間を反復行動に費やす。
体重が減少したり、極度の疲労に苛まされたり、肉体的に自分自身を傷つけたりする。

 反復行動をする犬はいろんな強迫行動をする。
例えば、回転尻尾を追い回す、蝿に噛みつく、吠える、光や影を追い回す、過剰に舐め続けたり、玩具に異常に執着するなどの行動。

 普通の犬も吠えたり、舐めたりするが、その行為には特定の動機がある。そのことは注意すべき重要なことである。
つまり、なるほどと理解できる理由も目的も無く、反復行動を繰り返すのが強迫行動である。

 犬種によっては特定の強迫性障害を示すことがある。
ブルテリアは、他の犬種よりも反復継続的な回転行動が多く見られる。
シェパードは、尻尾を追い回す強迫行動に駆られることが多いようである。
そのような犬は往々に自分の尻尾を噛んで毛を剥ぎ取って脱毛状態にしたり、深刻な重傷を負わす自傷行為をすることがある。

 犬のライフスタイルがその犬の強迫行動を誘発していることが多い。
例えば、その反復行動は犬の生活状況の中で生じる不安、あるいは、ストレスが原因で発症していることがある。
強迫性障害の発現の一因となっている例を次に挙げる。

 拘束されている犬
その犬が頻繁に縛り付けられている、あるいは、閉じ込められている、そして、狭い場所で生活をするように強いられている。

 社会的に葛藤状態にある犬
例えば、仲間から長期間引き離されているか、あるいは、家族の他の犬から頻繁に攻撃を受けている犬。
人や他の犬と仲良く遊ぶ機会がないなどで、犬としての正常な行動に参加する機会が無くなっている犬。

 相反する感情や相容れない動機付けを抱え込んでいる犬
例えば、楽しく遊ぶために空き地に入っていきたいのだが、かって、その場所で怖い思いをした経験があるので、入って行くのが怖い犬。

 この研究では犬の生活上の葛藤や不安が最初に強迫性障害を誘発することを明らかにした。
しかし、犬の生活上のストレスの要素を除去した後でも強迫行動が起こりうることも示した。



 ブログ「愛犬問題」のParoownerの注釈

 上記の「犬の生活上のストレスの要素を除去した後でも強迫行動が起こりうる」とは、例えば、ワクチン接種が原因の強迫性障害の場合は、犬の生活上の葛藤や不安を除去しても、その病状は改善しない。
ワクチン接種を中止して、自然治癒力に頼ることしか良い治癒方法は思いつかない。抗うつ剤は有害だ。

 Vaccinosis(ワクチン症候群)の中にTail Chasing(尻尾追尾症)も含まれていることはブログ「愛犬問題」ですでに紹介済みだ。
狂犬病ワクチン症候群(英文)では尻尾追尾症を犬の自虐行為として捕らえている。

 尻尾追尾症の治し方
 かわいがって治すのが最良の治し方だ。
その治し方は分離不安症の治し方と全く同じだ。詳細は次の随想にある。
犬の分離不安症! かわいがってしつけることが最良の治し方! ネット上には自称専門家の間違いだらけの治療法!
その主要部をブログ「愛犬問題」の訪問者の便宜のために引用転載する。



 現在の日本では、犬は使役のためではなく、かわいがって慈しみ、ご自分も心が癒されるために飼っている。それが犬を飼う根本的本質的な理由だ。

 なのに、その根本的本質的なことがわかってない自称犬の専門家、あるいは、調教師がいる。
その人たちは、上記悪例にあるように、犬をその飼い主から遠ざけるような飼い方を勧めている。本末転倒だ。
何のために犬を飼っているかの飼い主の根源的な理由も、その飼い犬の習性も無視している。
というよりも、物事の根本を理解してない輩が、その根本に真逆する愚説を唱えている。世の中に有害無用な愚見悪説だ。飼い主や愛犬たちにとっては迷惑千万だ。
そのような間違ったやり方では分離不安症は完治しないどころか、こじらせるだけだ。

 愚説を記述している連中は、ドッグフードなどの犬に関する商品を売って儲けるために、犬の専門家の振りをしているだけだ。犬のことについて正しい知識はないのに、知ったかぶりをして犬の専門家のような顔をしている。犬に関するいろんな良からぬ商品を売りつけて儲けるためだ。
逆の言い方をすると、いかがわしい商品を売りつけるために愚説珍説を唱えているだけだ。
その愚説者たちは、自説が間違っているとは思ってないから、なおさら、タチが悪い。

 分離不安症は犬だけの病気ではない。人の子供にも多い。
親は、そのような子供は無視して、冷たく接しなさいという説を唱える人がいたら、社会良識のあるまともな考えの持ち主だといえるだろうか。

 人のことについては、直ぐにおかしいと思うのに、犬のことについては、おかしいと思わない人が多い。つまり、だまされやすい人が多い。

 犬を屋内で飼うのに、ケージやサークルなどで飼うのはお勧めできない
糞尿のしつけがまだできてない幼犬の場合など、よほどの理由がない限り、ケージやサークルで愛犬を飼うのは止めたほうが、飼い主も愛犬も幸せに暮らせる。
我が家には屋内用のケージやサークルはない。
歴代の幼犬たちは皆しつけが出来るまで、2,3ヶ月は屋内で自由に排泄させた。
屋内の汚れを気にするよりも、幼犬と飼い主との心の通いや信頼関係のほうが大切だからだ。
糞尿のしつけも幼犬任せにした。犬はしつけなくても屋外で用を足すようになるからだ。



 次の随想のコメント欄に愛犬の尻尾追尾症に悩んでいる飼い主の投稿があった。
てんかんが鶏の骨の食事だけで治ったとお礼の投稿! 手羽先は百薬の長! 獣医の各種てんかん治療薬を混合した大量投与は愚行で有害!

 

 
  Paroownerさんへのお礼と質問     投稿者:山形県 イサク さん

最近、ブログ「愛犬問題」を知りました。大変有益な情報の提供をありがとうございます。
愛犬は柴犬の雌、体重は約9キロ、生後9か月です。
手羽先は喜んでバリバリ食べますし、ひば油は通信で購入した防虫スプレーと違って、愛犬は嫌がりません。大いに助かります。

その愛犬が 尻尾を噛むのは何んででしょうか、質問させてください。
狂犬病ワクチンは接種していません。
混合ワクチンは3回、フィラリア予防薬は7月にアドボケートという背中に塗る薬、8月にはインターセプター(錠剤)を飲ませました。

手羽先を食べさせてから目ヤニが消え、元気なのですが、しょっちゅう尻尾を噛みます
ついでに肛門のあたりを舐めます。
肉眼ではとくに肛門や皮膚に異常はないです。また,お尻を地面に擦りつけて歩くこともありません。
しかし、ぐるぐる回って尻尾を噛みついているのを見ると、肛門が痒いのかなと思います。
ひば水で濡らしたタオルで肛門のあたりを拭いているのですが症状に変わりはありません。
耳の後ろやおなかを、後ろの片足で掻くこともしょっちゅうです。
 何かお心当たりがございましたら教えてください。



     投稿者:Paroowner

山形県 イサクさんへ、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Q

今は、真夜中なので、要点だけを書きます。
愛犬が尻尾を追い回す原因は人間側にあります。

1 獣医の薬剤はすべて廃棄してください。有害です。

2 飼い主の愛犬の飼い方にも原因があります。
飼い方が間違っているので、犬にストレスを与えて、精神的な病気を引き起こしています。

 幼犬は生後何か月でご自宅に来たのですか。

 ケージ内で飼っていませんか。

 その他、ご自宅で愛犬をどのように飼っているかを出来るだけ詳しく教えてください。
愛犬の精神病の原因を究明するためです。つまり、強迫神経症に罹病しています。
よろしくお願いします。

 

   山形 イサク さん

愛犬は生後2か月でわが家に来ました。
当初はケージ内で飼っていました。
今は夜だけケージに入れています。
散歩に行くことを好まず、せいぜい100メートル歩けば家に戻りたがります
最近、一日二回の食事にはドッグフードの量を半分以下に減らし、手羽先とごはんが多いです。
飼い主の抱えるストレスがストレスに無関係の犬に反映するということがあるんでしょうか?



    Paroowner

山形 イサクさんへ、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Q

やはり、愛犬は生後2ヶ月で親兄弟と引き離されましたか。
犬としての生き方も社会性も身についてない時にブリーダーの儲け主義で引き離されたのです。仔犬の取引に関する法律も仔犬の将来の幸せを無視して、業界の都合だけを取り入れて制定されているのです。
仔犬が犬としての社会性を身につけるためには短くても3ヶ月は親兄弟と一緒に過ごしたほうが良いのです。
愛犬のパロは仔犬のときに高価過ぎて3ヶ月半も売れ残っていたのです。
犬としての基本的な社会性が身についているので、喜んで言い値で引き取りました。
そして、出来るだけ多くの人や犬と接触させるために公園に連れて行きました。
だから、パロは、初めて会ったどんな大きな犬とも仲良く遊びます。
もちろん、人好きです。初めて会った子供たちとも喜んで遊びます。

また、愛犬はケージ内でなぜ飼っているのですか。
ケージは犬と飼い主の信頼関係を壊しますよ

「愛犬問題」のトップページに行って、キーワード検索の「このブログ内」を選んで「ケージ」で検索すると関連随想が出てきます。
愛犬の精神病を治すために、それらの随想をじっくり読んで勉強してください。

 愛犬の病気の名称は「常同障害」と言います。あるいは、強迫神経症とも言います。
飼い主も含めた人間によって愛犬が精神的に脅迫されていることが原因で発症る心の病気です。

 飼い主の精神的なストレスが、その飼い犬に伝わってその精神状態を悪くすることは一般的にはありません。
ただし、飼い主がご自分のストレスを犬に発散すると、つまり、犬に八つ当たりすると、愛犬もストレスがたまって「常同障害」になることはあり得ることです。

「常同障害」をキーワードにしてネットを検索すると沢山の記事が出てきます。獣医や犬の専門家が書いた記事です。
多くの犬が人間の間違った犬の飼い方で、多くの犬が精神病になっているのです。 
ただし、それらの記事は熟読はしないでください。
玉石混交です。間違った知識を植え込まれますよ。
多くの愛犬たちが精神的な病気にされていることだけをご理解してもらいたいために、病名をご紹介したのです。

愛犬の病気を治すには相当の忍耐と月日がかかります。
でも、必ず治ります。

先ず、ケージは今後は一切使用しないでください。
それが愛犬の病気を治す第一歩です。

 

    山形 イサク さん

ありがとうございます。
なるほどなるほどとご指摘に納得しました。
さっそくケージで飼うのはやめます
本当に勉強になります。
改めて他の記事も読ませていただきます。
お忙しいのに誠意あるご指導に感謝します。
自分のストレスを発散していたところがあるとおおいに反省しました。



     Paroowner

山形 イサクさんへ、こん〇〇は。 Q(^ェ^)Q

再度、同じことを書きます。
愛犬の病気の原因は人間のほうにあります。
獣医やブリーダー、飼い主などの人間が原因です。
愛犬のほうには全くありません。

今後は、その原因のすべてを飼い主が取り除いてやる必要があります。
一言で言うと、愛犬を心から可愛がってやればいいのです。
ただし、精神的な病気なので長い月日がかかりますよ。

先ず、犬はどうして飼えば良いかを勉強をしてください。
次の二つの随想をじっくり読んでください。

 犬の分離不安症! かわいがってしつけることが最良の治し方! ネット上には自称専門家の間違いだらけの治療法!

 寝食を共にすれば飼い主も愛犬も幸せ満杯! 犬の分離不安症も治る! パスツレラ病はキスでは感染しない! 死んだ人もいない!



  まとめ

尻尾追尾症も分離不安症も犬の心の病気だ。
愛情を込めて優しく可愛がって飼うのが最良の治療法だ。
食べ物はドッグフードをやめて、栄養満点で犬の大好物の鶏の手羽先の先を食べさせると良い。免疫力が向上して心身ともに健康になる。
獣医に診てもらうのは「泥棒に鍵を預ける」ようなものだ。
抗うつ剤等を処方されるのは最悪な治療法だ。



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