わんこ問題 愛犬の身になって考えてみよう

間違った風説風評で愛犬たちが泣いています。白衣を着た妖怪の治療でも被害を受けています。ご自分の頭で考えてみましょう。

先天的に尻尾のない犬がいるか

2007-06-16 20:52:21 | Weblog

 断尾断耳に関するブログに「生まれつき尻尾のない犬はいない」と記述したら、ウェルッシュ・コーギ・ペンブロークの場合は、生まれつき尻尾のない犬がいて、ナチュラル・ボブと呼ぶそうだとの投稿があった。早速。ナチュラル・ボブについて調べてみた。

 女性の容姿に関する情報は沢山あるが、肝心の犬の尻尾に関する情報は少ない。あっても、情報としては価値が少ない。殆どが又聞き情報だ。 「尻尾のない犬もいるそうだ」と書かれている。実際に生まれた犬に尻尾が先天的になかったとか、断尾したように短かったというような記載は全くない。

  ナチュラル・ボブにするための研究はノルウェーが最も進んでいるとの記載が1件あった。断尾した犬同士を掛け合わせて、尻尾のない犬が生まれる研究をしていると言うことか。自然の摂理に反する研究だ。非情で無情な研究だ。

 ウェルッシュ・コーギ・ペンブロークの歴史は10世紀にまで遡るとのことであり、その間に断尾の長い歴史もある。もし、尻尾のない犬が生まれ、それが遺伝するようだと、今もナチュラル・ボブにするための研究をしていると言うのは、おかしい。成功してないと言うことだ。成功しているなら、その子孫を増やせばすむことだ。

 欧州は断尾断耳の禁止の運動が激しい。法律で禁止している国も多い。その潮流の中で、断尾のウェルッシュ・コーギ・ペンブロークの業界団体が既得権益を守るために、いろいろと裏で画策していると見ている。 動物の基本的な機能形態が遺伝的に進化するには、100年単位の短い期間では不可能に近い。犬がオオカミから進化して、大小いろんな犬が人間の手で品種改良されて来たが、犬の持つ基本的な機能形態は変わってない。

 犬の尻尾は犬の感情を表現する基本的な機能形態だ。環境に適応するために、基本的な機能形態を進化させた動植物は多いが、その進化には少なくとも何万年の期間が必要だ。 ウェルッシュ・コーギ・ペンブロークのナチュラル・ボブの話は、にわかには信じがたい。

 動物愛護精神の強い欧米では、ここ10年の間に断尾・断耳を禁止する法律が北欧を中心に制定されている。多くの国々が賛同している。

 日本にも動物愛護法があるが、棚の上の飾り物のようだ。働いてない。動物愛護相談センタ-などの行政機関も、「動物愛護」の意識は希薄のようだ。断尾断耳については黙認している。何もしてない。情けない動物虐待国だ。

  断尾断耳は動物虐待だ!70枚の写真集


参考随想

 犬の狂犬病注射義務廃止!36編の随想集

狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。
 狂犬病予防ワクチン注射のからくり
                  狂犬病予防法は御用済みの悪法だ   



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。