わんこ問題 愛犬の身になって考えてみよう

間違った風説風評で愛犬たちが泣いています。白衣を着た妖怪の治療でも被害を受けています。ご自分の頭で考えてみましょう。

人を絶対に噛まない犬にするしつけ🐕特に幼犬時が大切だ🐶成犬も甘噛み遊びをしてしつけを確かにする🐕‍🦺

2022-06-20 16:52:03 | 

犬は犬種にかかわらず、生まれながらにオスはメスに比べて権勢欲が強い。
オオカミの世界でいえば、オスには生まれながらにしてリ-ダ-、すなわち、アルファ-になろうとする遺伝子が組み込まれている。
メスにはアルファ-になろうとする遺伝子は少ないだろう。
メスはアルファ-に従順に従うことにさほど抵抗がない。

 知人がパピヨンの幼犬を飼いはじめた。
オスのせいもあってか、かなりのやんちゃのようだ。
 パピヨンは気位の高い犬種だ。
欧州の宮廷で500年以上愛玩犬として大切に飼われた歴史がある。
猟犬や使役犬として飼われた歴史はない。
その歴史がプライドの高い犬種にしたのだと見ている。

🐕 パピヨンのオスはアルファ-になろうとする遺伝子と宮廷育ちのプライドの高い遺伝子の二つをもって生まれてきている。
そのことを飼い主はあらかじめ理解しておくほうがよい。
パピヨンはその遺伝子のせいで、しつけが甘いとアルファ-・シンドロ-ム(権勢症候群)になりやすい。
自分がこの世の中で一番偉いと思い込む。社会性のない犬になりやすい。
他人に対して吠えるだけでなく、なでようと手を出すと、その手を噛む犬さえいる。
一方、飼い主のしつけが良いと聞き分けの良い賢い子になる。

 犬は飼い主のしつけ次第でしつけの良い名犬にもなるし、しつけが悪いと愚犬にもなる。名犬にするのも愚犬にするのもすべて飼い主のしつけ次第だ。
しつけの善し悪しはすべては飼い主の責任だ。特に幼犬時のしつけが大切だ。
名犬の飼い主は間違いなくしつけの上手な飼い主だ。
犬が好きで、犬の習性をよく理解している人だ。
(犬の調教師に一任するとその怖さに恐れて、言うことを聞くが、飼い主の言うことは無視する犬も多い。)

🐶 アメリカのバイデン大統領の飼い犬のジャーマンセパードが二度もホワイトハウスの職員を噛んだ。世界中にニュースが流れた。一年以上前だ。
この随想を書くために、その犬の生い立ちを調べた。やっぱりと思った。
その犬は「動物保護センターからホワイトハウス入りした初めての犬」だとのこと。そのセパードは最初の飼い主が幼犬時に正しいしつけをしてなかったのだ。
ネット情報によると、アメリカで殺処分される犬の80%以上が噛み癖のある犬だとのこと。
 
 犬は幼犬時に絶対に人を噛まないようにしつけることが必須不可欠だ。その犬の命に直接かかわる重大なしつけだ。
大きな犬が人を噛むと、重大な傷害事件になる。最悪な場合は死亡事故になる。
かわいい小犬が他人を噛むのもいただけない。かわいらしさが憎らしさに変わる。
犬嫌いな子供を増やすことになる。
特にノ-リ-ドで自由に遊ばせるなら、完全に噛み癖をなくなしておく必要がある。

🐕‍🦺 犬は人とじゃれる時に前足と口を使う。
口で人の手をくわえたり、なめたりする。
その時にくわえる力の加減を理解してない子犬は、強く噛んでしまい、飼い主に痛い思いをさせてしまうことがある。
犬自身には悪気はない。遊びに夢中になっているだけだ。
飼い主が「痛い」と言って怒る。遊びが中断する。

 昔飼っていたパピヨンの愛犬に、乳歯が生えだした生後3~4ヶ月頃に痛い思いをさせられた。
乳歯でも噛まれると、「痛い」と思わず声をだすほど痛い。
「ダメ」と叩かんばかりに叱る。
しかし、幼犬はなぜ叱られたかは知らないだろう。
叱ったあとで、直ぐに「ヨシ」と言って、また、じゃれて遊ばせる。
また、噛まれる。「痛い」と大声で叱る。
幼犬はビックリして座り込んで飼い主を見上げている。
その目を見て、さとすように話しかける。
いわゆる、アイコンタクトだ。
幼犬の口に手指を無理に入れて、「ダメ」と言う。
「ヨシ」と言って、また、遊ぶ。

 その子は3~4回くらいの訓練で噛むのが悪いことだと理解した。
その後は手や指をくわえることはよくあったが、噛むことはなくなった。
口の中に飼い主の指を入れて、じゃれているだけだ。
いわゆる、甘噛みだ。全く痛くない。

🦊 現在のパピヨンのパロは毎日のように飼い主の指を甘噛みして遊んでいる。
幼犬の頃から4才の現在まで一度も飼い主に痛い思いをさせたことがない。
でも、成犬の現在でも念のために、しつけのつもりで飼い主は痛いふりをする。
パロは怪訝(けげん)な目を向ける。「ボク噛んでないよ」と言いたそうだ。
「ヨシ、ヨシ」と言って、また、甘噛み遊びを続ける。
パロは、ほんとうに甘噛み遊びが好きな子だ。
飼い主がやめるまで、いつまででも続けて遊びたいようだ。
深夜ベットの上で遊ぶこと多いので飼い主が就寝したくなると、「ねんね」という。パロは、「わかった」というように甘噛み遊びをすぐにやめる。


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