20年前に屋根に立てたUHFアンテナを使い、約1万円のチューナー代だけで地上デジタル放送を視聴することができた。テレビは10年以上も前に買った36インチのアナログハイビジョンテレビだ。この下に受像の比較写真がある。
UHFという電波はアナログ放送信号もデジタル放送信号も伝送することのできる電波だ。
たとえて言うと、UHFは飛行機だ。アナログ放送信号という乗客もデジタル放送信号という乗客ものせることができる。飛行機が大きいと、沢山の信号乗客を遠方から運んでくることができる。飛行機が小さいとわずかな信号乗客を近距離からしか運ぶことができない。
電波塔の発信信号が強く、距離が近い世帯では沢山の放送信号が届くので、テレビを綺麗に視聴できる。その地域のことを強電界という。電波塔の発信信号が弱いか、距離が遠い地域は弱電界という。その中間を中電界という。
大まかに言うと、
強電界では室内用UHFアンテナでも受信できる。
中電界では屋外用UHFアンテナが必要だ。
弱電界だと屋外アンテナに電波を強くするブースターも取り付ける必要がある。
拙宅は中電界にあるので屋外アンテナだけで受信できた。ブースターは要らない。
デジタル放送を視聴するには、ご自宅がどの電界にあるかを調べておくことが大切だ。
業者任せにすると不必要な機器を取り付けられ、無用な出費を強いられる。
総務省の調査報告(2009/2)によると、地上デジタル放送を実際に視聴している世帯は44.3%とのことだ。総務省が目標としていた5割に届いてない。
アメリカのようにアナログ放送からデジタル放送に移行する時期が日本も遅れるのではないかと危惧されている。
そのデジタルへの移行が進んでない理由の一つがわかった。
家電販売店やアンテナ業者が詐欺商法まがいに不当に高い工事費を請求していることが影響していると見ている。
多くの人が工事業者にだまされて、使用できるのに古いUHFアンテナを撤去して新設したり、不要なブースターを取り付けられたりしている。
自宅の近隣の屋根には新旧のアンテナが林立している。
その中には古いUHFアンテナを撤去され、新しいUHFアンテナを立て直しただけでなく、受信電波を強くするためのブースターを取り付けてある家屋もある。ブースターはデジタル電波の強度が十分なエリアでは不要の機器だ。
そのブースターだけでも2~3万円の無駄ガネを出費している。アンテナだけでも2~3万円はする。アンテナの撤去費用5,000円も無駄だ。チューナーも業者が持ち込むと1,7~3万円はする。そのチューナーはテレビの数と同じ数必要だ。
アンテナ業者の説明と見積もりに疑問を感じたので、自分でテストをすることにした。
インターネットで一番安い9、800円のデジタルチューナーを買って、自分でテレビにセットした。見事に映った。
10万円ほどの無駄な出費をしなくてすんだ。それよりも悪質な業者にだまされずにすんだことがうれしい。
あなたも楽しみながら挑戦してみてはどうですか。
ご自宅に古いUHFアンテナが立っている方はご自分でデジタルチューナーを設定することをお勧めする。
技術的にはビデオ機器をテレビにセットする程度の知識があればできる。マニュアル通りに接続するだけだ。
古いUHFアンテナがない世帯は屋内用UHFアンテナか、屋内屋外兼用のUHFアンテナを購入して、ご自分で設定を試みるのもよい。ベランダに自分で簡単に設置できるUHFアンテナも販売されている。
安いUHFアンテナは1万円以下だ。5,000円以下の室内用もある。テスト費用だと思えば苦にならない。受信に成功すると大儲けだ。
そのときに前もって調査しておくことは、ご自宅がデジタル放送受信エリア内で、強電界、中電界、弱電界のいずれにあるかどうかだ。そのエリア内なら、他の建物による電波障害はアナログ放送のように気にする必要は少ない。
電波が弱すぎて、視聴できないことが確認できたら、ブースターを付け足せばよい。最初からブースターを取り付ける必要はない。
拙宅のテレビもアナログ放送には電波障害のゴーストが出るが、デジタル放送には全く問題がない。ハイビジョンか、それ並みの映像で視聴している。ブースターは取り付けてない。チューナーだけですんだ。
参考データ
・自宅の場所
西東京市 東京タワーからの直線距離 約20km
・アナログの受信状況
VHFはNHK綜合だけが不良でゴーストが出る。他局は良好。
UHFの放送大学はなんとか視聴できるが、東京メトロポリタンは不良。
・デジタルの受信状況
全局良好。放送大学も東京メトロポリタンも良好。
・チューナー
I・O DATA製地上デジタルハイビジョンチューナー HVT-100
ネットで購入 代引き総額10,115円
・UHFアンテナ
20年前に立てた20素子の標準仕様のアンテナ
・UHFアンテナの向き
デジタル電波を出している東京タワーを向いている
・テレビ
10年以上前のPanasonic36型ハイビジョンテレビ
・アンテナのある場所
戸建ての2階の屋根
・アンテナの屋内配線
VHFは40年前に建築時に配線したもの
UHFは20年前に独立に配線したもので、VHFとUHFを一緒にする混合器は使用してない。
混合器やいくつものテレビに放送電波を分ける分配器はできるだけ使わないほうが放送電波の減衰は少ない。テレビの数が多いと電波を強くするブースターが必要になる。
他にテレビが二台あるが、デジタルに完全移行するまでには自分でアナログからデジタルに変えるつもりだ。
デジタルチューナーは価格を5,000円程度にするように公式の要請がでている。
つまり、3台のテレビを地上デジタル放送に変えるのに総額2万円程度ですむことになる。
そのうちに、アナログBS放送もBS兼用チューナーと分配器も自分で買って、自分でデジタルBSに変えるつもりでいる。業者にたのむと工事代だけでなく機器類も高価になる。
テレビやパソコンの接続方法を熟知しているとそのトラブルには即座に自分で対応できるので安心だ。何事も勉強が大切だ。
デジタル・アナログ移行問題も自分で解決したがよい。
だが、屋根にアンテナを設置するのは危険すぎて遠慮している。カネよりも命のほうが大切だ。ハイ。
戸建て住宅の一階と二階の3台のテレビをデジタルに変える見積もりを大手家電量販店3店を通して業者にたのんだら、10万円を軽く越した。3業者ともほぼ同じような見積もりだった。チューナーも業者が言葉巧みに高価に売りつけようとした。
古いUHFアンテナでもデジタル放送を受信できるのに、そのことをかくし、古いアンテナを撤去し、新品のアンテナを設置して、さらにブースターの設置も必要がありそうな話しだった。無用な出費を強いている業者が横行している。多くの世帯が詐欺商法の被害を受けている。
ブログ「愛犬問題」のテーマは犬だ。デジタル放送への移行と犬とは無関係だが、獣医などの悪徳商法とアンテナ工事業者の詐欺商法が横行している点はよく似ている。
悪質な業者の被害を受ける世帯が少しでも減ることを願ってブログ「愛犬問題」にデジタル移行問題を記述することにした。無駄がねを出費しなくてすむ人に喜んでいただければ幸いだ。
参考にしたホームページ
デジタル放送受信方法 総務省
UHFの受像状況
左はデジタル受像の36型ハイビジョンテレビ
右はアナログ受像の29型テレビ
NHK綜合
左のUHFデジタルは受像良好で色が鮮明。
右のVHFアナログはわずかにゴーストがある。
大学放送(UHF)
左のデジタルは鮮明。
右のアナログはゴーストが大きい。
東京メトロポリタン TOKYO-MX(UHF)
左のデジタルは良好。
右のアナログは視聴不可。
参考随想
狂犬病ワクチンの副作用と法律改廃76編の随想集
狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。
狂犬病予防ワクチン注射のからくり
狂犬病予防法は御用済みの悪法だ
愛犬は公園でノーリード 動物愛護法と犬 公園ノーリードの犬達の写真集1
公園犬ノーリード禁止は条例の曲解だね
UHFという電波はアナログ放送信号もデジタル放送信号も伝送することのできる電波だ。
たとえて言うと、UHFは飛行機だ。アナログ放送信号という乗客もデジタル放送信号という乗客ものせることができる。飛行機が大きいと、沢山の信号乗客を遠方から運んでくることができる。飛行機が小さいとわずかな信号乗客を近距離からしか運ぶことができない。
電波塔の発信信号が強く、距離が近い世帯では沢山の放送信号が届くので、テレビを綺麗に視聴できる。その地域のことを強電界という。電波塔の発信信号が弱いか、距離が遠い地域は弱電界という。その中間を中電界という。
大まかに言うと、
強電界では室内用UHFアンテナでも受信できる。
中電界では屋外用UHFアンテナが必要だ。
弱電界だと屋外アンテナに電波を強くするブースターも取り付ける必要がある。
拙宅は中電界にあるので屋外アンテナだけで受信できた。ブースターは要らない。
デジタル放送を視聴するには、ご自宅がどの電界にあるかを調べておくことが大切だ。
業者任せにすると不必要な機器を取り付けられ、無用な出費を強いられる。
総務省の調査報告(2009/2)によると、地上デジタル放送を実際に視聴している世帯は44.3%とのことだ。総務省が目標としていた5割に届いてない。
アメリカのようにアナログ放送からデジタル放送に移行する時期が日本も遅れるのではないかと危惧されている。
そのデジタルへの移行が進んでない理由の一つがわかった。
家電販売店やアンテナ業者が詐欺商法まがいに不当に高い工事費を請求していることが影響していると見ている。
多くの人が工事業者にだまされて、使用できるのに古いUHFアンテナを撤去して新設したり、不要なブースターを取り付けられたりしている。
自宅の近隣の屋根には新旧のアンテナが林立している。
その中には古いUHFアンテナを撤去され、新しいUHFアンテナを立て直しただけでなく、受信電波を強くするためのブースターを取り付けてある家屋もある。ブースターはデジタル電波の強度が十分なエリアでは不要の機器だ。
そのブースターだけでも2~3万円の無駄ガネを出費している。アンテナだけでも2~3万円はする。アンテナの撤去費用5,000円も無駄だ。チューナーも業者が持ち込むと1,7~3万円はする。そのチューナーはテレビの数と同じ数必要だ。
アンテナ業者の説明と見積もりに疑問を感じたので、自分でテストをすることにした。
インターネットで一番安い9、800円のデジタルチューナーを買って、自分でテレビにセットした。見事に映った。
10万円ほどの無駄な出費をしなくてすんだ。それよりも悪質な業者にだまされずにすんだことがうれしい。
あなたも楽しみながら挑戦してみてはどうですか。
ご自宅に古いUHFアンテナが立っている方はご自分でデジタルチューナーを設定することをお勧めする。
技術的にはビデオ機器をテレビにセットする程度の知識があればできる。マニュアル通りに接続するだけだ。
古いUHFアンテナがない世帯は屋内用UHFアンテナか、屋内屋外兼用のUHFアンテナを購入して、ご自分で設定を試みるのもよい。ベランダに自分で簡単に設置できるUHFアンテナも販売されている。
安いUHFアンテナは1万円以下だ。5,000円以下の室内用もある。テスト費用だと思えば苦にならない。受信に成功すると大儲けだ。
そのときに前もって調査しておくことは、ご自宅がデジタル放送受信エリア内で、強電界、中電界、弱電界のいずれにあるかどうかだ。そのエリア内なら、他の建物による電波障害はアナログ放送のように気にする必要は少ない。
電波が弱すぎて、視聴できないことが確認できたら、ブースターを付け足せばよい。最初からブースターを取り付ける必要はない。
拙宅のテレビもアナログ放送には電波障害のゴーストが出るが、デジタル放送には全く問題がない。ハイビジョンか、それ並みの映像で視聴している。ブースターは取り付けてない。チューナーだけですんだ。
参考データ
・自宅の場所
西東京市 東京タワーからの直線距離 約20km
・アナログの受信状況
VHFはNHK綜合だけが不良でゴーストが出る。他局は良好。
UHFの放送大学はなんとか視聴できるが、東京メトロポリタンは不良。
・デジタルの受信状況
全局良好。放送大学も東京メトロポリタンも良好。
・チューナー
I・O DATA製地上デジタルハイビジョンチューナー HVT-100
ネットで購入 代引き総額10,115円
・UHFアンテナ
20年前に立てた20素子の標準仕様のアンテナ
・UHFアンテナの向き
デジタル電波を出している東京タワーを向いている
・テレビ
10年以上前のPanasonic36型ハイビジョンテレビ
・アンテナのある場所
戸建ての2階の屋根
・アンテナの屋内配線
VHFは40年前に建築時に配線したもの
UHFは20年前に独立に配線したもので、VHFとUHFを一緒にする混合器は使用してない。
混合器やいくつものテレビに放送電波を分ける分配器はできるだけ使わないほうが放送電波の減衰は少ない。テレビの数が多いと電波を強くするブースターが必要になる。
他にテレビが二台あるが、デジタルに完全移行するまでには自分でアナログからデジタルに変えるつもりだ。
デジタルチューナーは価格を5,000円程度にするように公式の要請がでている。
つまり、3台のテレビを地上デジタル放送に変えるのに総額2万円程度ですむことになる。
そのうちに、アナログBS放送もBS兼用チューナーと分配器も自分で買って、自分でデジタルBSに変えるつもりでいる。業者にたのむと工事代だけでなく機器類も高価になる。
テレビやパソコンの接続方法を熟知しているとそのトラブルには即座に自分で対応できるので安心だ。何事も勉強が大切だ。
デジタル・アナログ移行問題も自分で解決したがよい。
だが、屋根にアンテナを設置するのは危険すぎて遠慮している。カネよりも命のほうが大切だ。ハイ。
戸建て住宅の一階と二階の3台のテレビをデジタルに変える見積もりを大手家電量販店3店を通して業者にたのんだら、10万円を軽く越した。3業者ともほぼ同じような見積もりだった。チューナーも業者が言葉巧みに高価に売りつけようとした。
古いUHFアンテナでもデジタル放送を受信できるのに、そのことをかくし、古いアンテナを撤去し、新品のアンテナを設置して、さらにブースターの設置も必要がありそうな話しだった。無用な出費を強いている業者が横行している。多くの世帯が詐欺商法の被害を受けている。
ブログ「愛犬問題」のテーマは犬だ。デジタル放送への移行と犬とは無関係だが、獣医などの悪徳商法とアンテナ工事業者の詐欺商法が横行している点はよく似ている。
悪質な業者の被害を受ける世帯が少しでも減ることを願ってブログ「愛犬問題」にデジタル移行問題を記述することにした。無駄がねを出費しなくてすむ人に喜んでいただければ幸いだ。
参考にしたホームページ
デジタル放送受信方法 総務省
UHFの受像状況
左はデジタル受像の36型ハイビジョンテレビ
右はアナログ受像の29型テレビ
NHK綜合
左のUHFデジタルは受像良好で色が鮮明。
右のVHFアナログはわずかにゴーストがある。
大学放送(UHF)
左のデジタルは鮮明。
右のアナログはゴーストが大きい。
東京メトロポリタン TOKYO-MX(UHF)
左のデジタルは良好。
右のアナログは視聴不可。
参考随想
狂犬病ワクチンの副作用と法律改廃76編の随想集
狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。
狂犬病予防ワクチン注射のからくり
狂犬病予防法は御用済みの悪法だ
愛犬は公園でノーリード 動物愛護法と犬 公園ノーリードの犬達の写真集1
公園犬ノーリード禁止は条例の曲解だね