エンジェルから

エンジェルから！五官と六根について。

五官について。五官とは何でしょうか？
五官とは、眼・耳・鼻・舌・身の５つのことを言っています。五官は純然たる肉体を指しているのです。

意は肉体ではありません。意は、意識のこと。心、自我、魂の総体です。


私達人間の構造はどうなっているかというと、肉体と魂/光子体（意識）からなっており、意識（光子体）が肉体を通して生活をしているので、本来は別々の肉体と意識（光子体）を同一のものと考え、肉体と魂（光子体）は一緒のものと考えてしまいまっています。


六根とは、肉体である五官に、意識である魂・自我が囚われて目に見えている現象の世界を実在と見たり、考えの基本にしてしまうので、意識の中に煩悩が生まれてしまうのです。

たとえば、綺麗なものを見て、欲しい、美しい、自分のものにしたいという、眼を通しての煩悩が起こり、人の噂を聞いて怒りが起こる耳を通しての煩悩があります。この他にも臭覚（鼻）による煩悩、言葉、食べ物による煩悩（口・舌）、肉体保存（身）にまつわる煩悩があります。

こうした煩悩は、五官ではなく、意である自分の意識が作り出しているのです。

煩悩とはものに執着した、迷いのことです。

迷いに陥った自分を、偽我といいます。私達は偽我に自分を託しすぎているので、争いが尽きなくなるのです。


六根とは、五官を通じて生じる心も迷いの五根と、偽我の自分を加えた総計のことです。


エンジェルは言っています

六根を常に正しい基準で判断し、きれいにしていないと、平和な心を得ることが出来ません。

五官に振り回されない、大きな心を作ることを心がけてくださいと。