東銀座ワンゲルクラブ

奥多摩を中心に活動するワンゲルクラブの華麗なる活動記録。

スキー部会で初のスキー合宿に行きました。

2011-02-28 00:43:12 | 日記


 東銀座ワンゲルクラブのスキー部会は、2月26日の土曜日に、
ガーラ湯沢で、初めてのスキー合宿をしました。
 冒頭の写真は、ガーラ湯沢のゲレンデから見た雪山です。
 参加者は、Mスキー部会長(ワンゲル幹事長)、Y女子部長、
それにO隊長の3人です。
 朝7時過ぎに東京駅に集合し、7時20分初のガーラ湯沢行き
新幹線「たにがわ」に乗りました。
 スキー人口の減少が指摘されて久しいのですが、この日の
「たにがわ」は超満員です。
 Mスキー部会長は、
 「これはね、ガーラ湯沢が大宣伝したせいだよ」
 と解説しています。

 いろいろありましたが、無事、ガーラ湯沢に到着しました。
 リフトに乗る3人です。

 右から、Mスキー部会長、Y女子部長、O隊長 です。

 ガーラは、ゲレンデも人が多く、湘南海岸かくやという
感じの混みようでした。
 正面に、老舗の湯沢高原スキー場が見えるのですが、
湯沢高原は人が入っていません。えらい違いです。
 ガーラ湯沢は新幹線の駅(ガーラ湯沢駅)に直結して
いて交通の便がいいのが最大の強みですが、そこにまた
M部会長のいう大宣伝を打ったものだから、どっとスキーヤー
が押し寄せたのでしょう。
 ゲレンデの写真です。

 
 M部会長は、3年前にスキー検定1級を取ったという
腕前で、さすがにみごとな滑りです。狭い急斜面でも
上半身がぶれずに一定しています。これは外足と内足と
でうまく体重を移動させているためで、体も後傾せず、
しっかりとスキーの中心に乗っています。
 Y女子部長も、何度もスキースクールに入ったという
ことで、これも鮮やかな滑りです。少々の急斜面でも
きれいにターンして滑走します。
 Y女子部長のスキーです。残念ながら、滑走中の写真
ではなく、リフト乗り場に移動するときの八の字滑走の
様子ですが、この写真からでも、その実力がうかがえます。


 ガーラ湯沢は、縦に長いスキー場で、ひとつひとつの
ゲレンデは、ちょっと横幅が足りず、やや狭いのです。
 そこに大勢のスキー客が来たものだから、斜面によって
は、ちょっと危ないなあ、と感じることがありました。

 北ゲレンデの端で、これも大老舗の石打丸山スキー場
と接続しています。石打丸山のほうが、スキー場として
は、はるかに大きく、格も上なのですが、残念ながら、新幹線
の駅があるわけでもなく、スキーヤーの入りは、ガーラに
劣ります。
 M部会長から「石打丸山に行くかね?」という提案も
出たのですが、リフト券がガーラとは別になっているため、
結局、石打には行きませんでした。
 いつかまた、石打丸山にも行きたいですね。

 帰りは、今シーズンから再オープンした下山コースを
滑っておりようということになりました。ただ、残念な
ことに、Y女子部長が、最後に膝を痛めて下山コースを
パスせざるを得なくなりました。
 結局、Y女子部長はロープウエーで下山し、M部会長と
O隊長の二人が下山コースを滑りました。
 2・5キロのロングコースで、予想外に良いコースでした。


 ガーラ湯沢を4時18分に出る新幹線「たにがわ」に
乗り、6時過ぎには東京に着きました。
 天気はやや曇っていましたが、気温はそう高くなく、
雪もよかったです。
 なかなか素敵な合宿となりました。
 スキー部会のみなさん、おつかれさまでした。
 また行きましょう。

 

















陽だまりハイクで鋸山に登りました。横浜の街や富士山が見え、絶景でした。K部員が初参加しました。

2011-02-16 01:38:58 | 日記

  厳冬期の陽だまりハイク第二弾として、2011年2
月13日、3連休の最終日に、千葉の鋸山(のこぎり
やま)に登ってきました。

  参加者は、I部長、Y女子部長、初参加のK女子部員の3人で
す。
  今回、現地まで利用した電車は、いつもお世話になっているホ
リデー快速おくたま号ではなく、さざなみ1号です。
Y女子部長が午前7時50分発の新宿で乗り、I部長とK女子
部員が8時3分、秋葉原で合流しました。

  この3連休、日本列島は大雪に見舞われ、首都圏も11日、1
2日は雪の降りしきる天気でした。
しかし、当日の13日は、一転、見事に晴れ上がり、陽だまり
ハイクにふさわしい冬場れの天気となりました。

  午前10時ごろ、浜金谷駅に着きます。
  駅を出て、登山道の標識を見ながら歩いていくと、観光案内所 
がありました。そこで、ハイキングマップをもらって出発しまし
た。
  これが登山口です。


  マップを見るとコースがいくつかあり、その中から、
車力道コースを選びました。
  左に見えるのが車力道へ通じる登山道です。

  車力道というのは、江戸時代、鋸山から切り出した石
を運び出した道だそうです。登っていくと、なるほど、
敷き詰められた石の表面に、かつての車輪の轍が、削っ
たように残っています。ここを、300年も前に石を切
り出して通っていったんですね。昔の人の声が聞こえる
ようです。
   車力道を登るY女子部長と、初参加のK女子部員です。


  苔に滑らないように注意して登っていくと、急勾配の
石段になりました。よく見ると、薄く氷が張っています。
やはり、この3連休、このあたりも寒かったのですね。
  滑らないようにみんなで注意しながら登ると、雪が
積もっています。
 石段の手すりにも助けられながら 展望台(超ミニ広
場)に到着しました。


  絶景です。
  大パノラマです。
まずは、写真をご覧ください。  

  手前は青い海で、右から横浜、横須賀、観音崎、丹沢
の山々、その上には南アルプスの山が見えます。
そして、ひときわ高く、われらが富士山が、鮮やかな
姿を見せてくれました。
  白く雪をまとっています。


太平洋側から見る富士山
は、太陽を正面から浴びる形になるので、青く輝いてい
ます。山梨側からみると、逆光になるので黒っぽい富士
山になるので、鋸山からの富士は最高です。  
  富士に連なって、箱根山、天城山、大島という富士火
山帯の山も見えます。

風光盤もありました。
   


  ここから下った先で、ふと足元には、水仙も花を咲かせていました。


  北風吹きぬく 寒い朝も
  心ひとつで 暖かくなる
  清らかに咲いた 可憐な花を
  緑の髪にかざして きょうも 
  北風の中に 呼ぼうよ 春を
  北風の中に 待とうよ 春を
 ・・・・というわけで、そこへ、やまおばちゃんグループが私たち
に遅れて到着し、「おお」「素晴らしいわ」「富士山も見えるわよ」
と、はしゃいでいます。
    引率のおじさんがいたのですが、この風景に興奮し
てアドレナリンが全開になったらしく、いきなり「ヤッホー、ホー」
と叫びだしました。

  それをしのぎ、しばし景色を楽しんで、山頂に向か
って出発ました。
  山頂への道は雪道です。
  登っていくと、テレビ塔がありました。
  塔の右側をまわると山頂への道が続きます。
  この辺、標識や案内版がなく、なにやら、大変わか
りにくいのです。テレビ塔が立つピークが山頂だと思っ
ていたのですが、三角点がありません。
  
  追いついてきた山おばちゃんグループも、しようが
ないわね、といいながら、引き返してしまいました。

  
  ところが、このテレビ塔の立つピークを越え、さら
に進むと、最後の小さな登りがあって、そこに、三角点
がありました。
  これが鋸山329.4メートルの山頂です。


  鋸山は山頂論争があるようですが、この三角点こそ、
まぎれもなく「鋸山」の山頂です。

  鋸山の中腹には昭和27年(1952年)に建てら
れた石碑があり、京急がグラウンドを寄付したことや、
観光立村で行くことなどが、読み取れます。当時の意気
ごみが感じられるのですが、それがうまくいかなかった
ようです。鋸山にはケーブルカーがあり、観光というの
は、このケーブルカーにお客さんを乗せようということ
だったのかもしれません。
この山は、表側が金谷、裏側が保田と行政が分かれ
ていて、それがまた、うまく観光整備できない原因にな
っているのかもしれません。
  浜金谷駅の観光案内所で、ホントの山頂への標示がなく、
分かりにくいこと、せっかくの山なのに整備がよくない
ことなどをアピールしてきました。
ところが、案内所の担当者は、個人所有
の土地が多くて整理しにくいんですよ、とかなんとか。

  歩けばこんなにスリリングな山で、これから、登山客
も増えそうです。
  それなのに、こんな対応でいいいのでしょうか。
だいたい、千葉県って、どこへ行ってもこういう感
じです。とくに役所、役人が、ゆるんでいます。
  千葉の行政は、県から市町村まで、小役人的な体質
がにじみ出ています。税金で給料をもらっていて、こんな
ことでいいのか。
  青春の巨匠は、知事になったんだから、しっかり
してくれ。俺は男だろう。頼むぞ。

  浜金谷の駅前の商店街も、やる気が見られません。食
堂も、もっと商売っ気を見せればいいのにね。

  ドラゴン怒りの鉄拳は、鋸山の山頂から、東京湾に
投げ捨てて、気分を入れ替えましょう。

  本物の三角点にタッチして景色をみると、さっきの
大パノラマの展望台には及びませんが、前方が開けてい
て、東京スカイツリーが遠くに見えます。

  帰りは、石切り場を回って、ふれあいの道と書いてあ
るコースから下山しました。

  石切り場は、まっすぐに切り出された岩の壁の間を
歩くこともでき、インディ・ジョーンズが馬で疾走
したシーンを思わせました。

  ひょっとしたら、あの映画、ここで撮影したのでし
ょうか。ありうるなあ。
  実際には、あの映画、ヨルダンのペトラ遺跡で撮影
されたということですが、でも、取り損ねた場面は、後
日ここで撮ったかもしれません。
  I部長は、鋸山を「インディ・ジョーンズの山」と
呼ぶようになりました。

  下山するY女子部長とK女子部員です。


  帰りの列車からは、夕日の中に、また富士山の雄姿
が見えました。

   雪が各所に残っていましたが、太陽の暖かさは、春
を感じるようでした。
   2月の鋸山は、素晴らしい陽だまりハイクとなりま
した。
   みなさん、お疲れさまでした。
   本当にいい山行でしたね。

 初参加のK女子部員の話「山がこんなにいいものだとは
知りませんでした。もともと、地域の駅伝に出るために
ジョギングをしていて、せっかく鍛えた成果をほうっておく
のがもったいなあと思っていたんです。そこへ、I部長から
声をかけてもらって、ご一緒させていただきました。
 山が、こんなに素晴らしいものだと知ったので、東銀座
ワンゲルクラブに正式に入れていただきたいと思います。
 これから、どうぞ、よろしくお願いします」





厳冬期、2月の陽だまりハイク・・・計画を練っています。

2011-02-04 18:01:23 | 日記

 気がつけば、東銀座ワンゲルクラブは、
去年の10月から毎月1回、必ず山に登ってきま
した。
 続けるというのは、いいことですね。

 そこで厳冬期、2回目の山行をどうするか。
 現在、I部長を中心に計画を練っています。

 いまのところ、
 千葉の鋸山(のこぎりやま)が有力です。

 鋸山は、「ランドネ(フランス語で山歩き)」誌が、
  「千葉県民は忘れている」
 と嘆いているそうです。

 鋸山は、海抜ほぼ0mからいきなり立ち上がり、
頂上の330mまで一気に登っていきます。
 マンハッタンみたいな山です。 

 「冬の鍛錬に調度よろしいのでは?
  内房線金谷駅から直接、山を越えて次ぎの駅へ
  下りるコースです。眺望もよさそうですよ」
  というのが、I部長の評価です。

 どうですか、みなさん?


奥多摩 高水三山を縦走する・・・2010年12月12日(日)

2011-02-02 02:15:56 | 日記

 冬でも登ろうというI部長の意欲的な姿勢を受け、
2010年12月12日の日曜日、奥多摩の高水三山を、
小縦走しました。
 冬の陽だまり登山です。
 
 参加者は
 I部長
 Y女子部長
 O隊長
 の3人です。
 
 高水三山は、
 高水(たかみず)山
 岩茸石(いわたけいし)山
 惣岳(そうがく)山
 の三つの山を指します。
 
 同じ尾根筋にぐるっと連なっていて、古くからの
信仰の山であるということです。

 電車はいつもの「ホリデー快速 おくたま1号」です。
 登山の拠点は、御嶽の手前、軍畑(いくさばたけ)駅です。
 ところが、小さな駅なので、ホリデー快速が停まりません。
 そのため、拝島で各駅停車に乗り換えました。

 登山道は、軍畑の駅から始まります。
 バスに乗らなくてもいいというのがうれしいですね。

 人気のある山のようで、登山者が大勢いました。

 ほかの登山者とともに、結構急な登山道を登っていきます。

 一時間半ほどで、最初の高水山に着きましたが、
そこで、みんなして、びっくりしました。
 こんな山の中に、まあ立派なお寺があるのです。

 このお寺は常福院と言い、真言宗の古刹だそうです。
 記念碑があったので見てみると、なんと、皇太子と、
皇太子妃の雅子さんが登った記念碑でした。

 読めるでしょう?

 信仰の山だということが分かっていましたが、こんな
立派なお寺があるとは思いませんでした。
 すると、Y女子部長が、リュックから、ご朱印帳を
取り出しました。なんでも、京都で買ってきたものだ
そうで、このお寺でも、記念に、住職に書いてもらい
たいということになりました。

 幸い、住職さんがいらっしゃって、ご朱印帳をお願い
しました。 
 「ここまでご朱印帳を持ってくる人は珍しいですなあ」
とかで、これまた、見事な筆さばきを見せていただきま
した。
 
 そのご朱印帳を見るY女子部長です。


 ご朱印帳の拡大図です。


 寺には座るところもあったのですが、もう少し
見晴しのいいところまで行こうということになり、
次の岩茸石山まで、足を運びました。
 そのかいあって、この山頂は絶景でした。
 残念ながら、ここでは写真をとりませんでした。

 途中の写真が一枚だけありました。


 お昼のあと、最後の惣岳山に向かうと、ここには
また古いけれど立派な祠(ほこら)がありました。
 江戸時代に作られたもののようです。

 恐るべし、高水三山。
 どうやら、信仰の世界では、かなり重要な位置を
占めるお山のようでした。

 帰りは、歩いて御嶽の駅に到着です。
 良く晴れて、冬の陽だまり登山を、楽しむことが
できました。
 


ホリデー快速 おくたま号・・・時刻表です。

2011-02-01 10:18:09 | 日記


 東銀座ワンゲルクラブがいつもお世話になるのが 
「ホリデー快速 おくたま1号」 です。
 新宿発 7時44分 です。

 拝島で、奥多摩行きと、五日市行きに分離されます。
 拝島駅で切り離される前、アナウンスがあるので、いま
どっちの車両にいるのか、確認が必要です。
 毎回、インターネットで検索するのも面倒なので、時刻表を
掲示しておきます。

ホリデー快速おくたま1号
新宿発奥多摩行き、五日市行き
    (拝島まで同じ電車)  
新宿・・・ 07:44発
中野・・・ 07:49
三鷹・・・ 07:58
国分寺・・ 08:05
立川・・・ 08:11 横浜から行く人は立川で乗ります。
西立川・・ 08:15
拝島・・・ 08:21着

さて、拝島で、奥多摩行きと五日市行きに分かれます。

奥多摩行き
拝島・・・  08:27発
牛浜
福生・・・  08:31
羽村
小作  
河辺  
東青梅
青梅・・・ 08:42
宮ノ平  
日向和田 
石神前  
二俣尾  
軍畑  
沢井  
御嶽・・・ 09:01
川井  
古里  
鳩ノ巣  
白丸  
奥多摩・・  09:15

武蔵五日市行き
拝島・・・・・ 08:25発
熊川・・・・・  08:27
東秋留・・・・  08:30
秋川・・・・・  08:37
武蔵引田・・・ 08:40
武蔵増戸・・・  08:44
武蔵五日市・・  08:48

 五日市のほうが、奥多摩よりかなり近いですね。

   **********

 ところで、もし万一、ホリデー1号を逃したら?
 その場合は、ホリデー3号があります。

 新宿発 08時19分
 
 ホリデー1号の35分後ですから、遅れても、まあ、
そう致命傷にはなりません。

 奥多摩着 09時50分
 五日市着 09時21分

 です。