ドライブ旅記

軽自動車ダイハツWAKEでドライブ旅を始めました。その様子です。

広島のラドン温泉〜道の駅『北の関宿』 東京〜九州 ドライブ旅 出発④

2023-09-24 19:05:00 | 日記
おめあてのラドン温泉がある安芸高田市まで車を走らせ約2時間。


『たかみや湯の森』に到着。

とその前に、今晩の宿(車中泊する道の駅)もチェックしておいた。


『北の関宿』

24時間営業のコンビニも併設されていて夜中でも程よく明るいし、駐車場も広くて便利!
いいとこ、みつけたぞ〜
ここでの車中泊はホントオススメする!


さて、以前より『ラドン温泉』がなぜか気にかかっていたが、
まさか今回の旅で入浴できるとは思いもしなかった。


道すがらJAのガソリン店のおじさんに、
『多摩ナンバーじゃないですか!?』
と驚かれた。

そりゃそうだろう。
なかなかの田舎道(失礼)に、東京から車で来た、
だなんていったい何しに来たんだ?という感じだろう。

『たかみや湯の森ってどう行ったら近いですか?』

と尋ねてみた。

すると親切に応えてくれた。
驚いたままの声色で。

案内通り、10分もかからず到着。
広い駐車スペースには、広島ナンバーがパラパラとしかいない。
平日だからだろうか?もう少ししたら町の人がやってくるのかな?そうであってほしい。

エントランスは意外と広く、土産物がたくさん並んでいた。

あれ?ひょっとしてヨソモノ向け?と思わせるちょっとした旅館風なレイアウトだ。

これはなかなかいいじゃないか。
スーパー銭湯と、昔の旅館風施設を足したような感じだ。(割らない)

物欲はない方だが、ここはエコツーリズムの精神で何か買って帰ろうじゃないか。
(いりこが入った出汁醤油と瀬戸内レモンの煎餅を買った)


到着した時間は18時前だったので、まだ日が暮れてなかった。

体を洗い、まずは露天風呂からせめていった。
内風呂には五人くらいしかおらず、露天風呂は貸切状態だった。

石で作られたこじんまりとした酒風呂(と、あと一つあったが何か忘れた)が2つ。
ぬるめの温度だが、じわじわと汗が出てくる。

しばらくつかってあがると、体の内側から熱がこみあげてきて、しばらく汗が止まらなかった。

こりゃいいぞ!!!

内風呂の薬草風呂も一人しか入れないくらい狭いが、
自然ないい香りだった。

湯船の他には、照明を落としたリラクゼーションスペースなんかもあって、
裸のままで寝ながらリラックスできたりするみたいだ。

今回はまだ第一目的地へと向かっている最中のため、
どっぷりリラックスしようとは思えず、横目で通り過ぎた。


ラドン温泉のイメージは、もっと独特のにおいがするのかな、
と思っていたが、無臭無色に思えた。

見た目はほぼただのお湯、
入ると内側からポカポカ!!

なかなか気に入ってしまった!
ラドン温泉!

地味にすごい!
(石原さとみさんが主人公の名脚本家野木さんの校閲のドラマのタイトル回収)

この温泉の決め手は、21時まで営業していることと、中で食事ができることだった。

広島県内で他も検索したが、19時閉店だったり、食事はできなかったりした。

美味しい食事ができて、そのあと道の駅までの移動時間が短く、車内で早くビールが飲めるところがいい!

という飲兵衛のわがままにもピッタリはまった。

湯上がりのあと、中にあるお食事処『谷屋』で待ち合わせをして晩御飯をいただくことにした。

私が食べたのは天麩羅定食。

こういった施設の食事は、期待度低だっただけに、天ぷらの旨さにビックリ!
薄衣でサクッと揚げたて!!
しかも、何気ない小鉢のキンピラも旨し!

これが広島の味なのかな。

基本的には甘く柔らかい味。
塩っぱくなくて濃くなくて、ご飯にも合う優しい味。

濃い〜味付けに慣れている方には、味気ないと感じるかもしれないけど、
個人的には、しっかりとした味付け、という印象。

同乗者が注文したのは、湯の森御膳。
このざる豆腐がめちゃウマだった。

あなどるなかれ、温泉施設の食堂の味!

同乗者は、生ビールをグビグビ飲んで楽しんでいたが、
私は道の駅までの運転があるので、ここは我慢!!

クーゥッ!!はよ飲みたーい!!!

宿(道の駅)が近くにある日帰り天然ラドン温泉で整ってから、ビールで一献。
そして車中泊。
これいつかしたいなぁと夢見てたのが、今回叶った。

発泡スチロール製の小さい簡易クーラーボックスが家にあったので
中にダイソーで買った200円の保冷剤を入れて、
ビールを冷やしておいたが、これまたびっくり!
冷たいままだった。

入れてから約16時間は経っているが、保冷力にあっぱれ!
北の関宿にあっぱれ!
ヱビスビールに乾杯!!

うまーい!!(ただの飲兵衛)

車内は準備編の記事の通り、外も中も真っ暗仕様にしているので、
ランタンランプで車内を灯すと、まるでキャンプしている気分になれた。

仮にビールが冷えてなくても、そこはコンビニがある道の駅。
食後のアイスも買える。
なんて贅沢なんだろう。野生の感が薄れてしまいそうだ。

お隣の高齢夫婦も、ワンボックスで旅をしている様子で、
トランクには棚が作ってあって、こなれ感があった。

この時期、車内はまだ暑い。
小雨が降っていて外気は気持ちいいが、やはり開けっぱなしの怖さもある。

どんな輩が来るかわからないので、クーラーをしばらくつけておき、
眠たくなったらエンジンを止めて寝るが、やがて暑くて目が覚める。

とは言っても、マイカーでの憧れの
"初車中泊“をしている自分に嬉しくて、
気がたって寝付きが悪かったのだが…

0時に起きエンジンをかけクーラーをつけ、数分で止めて…
そしてまた2時に起きトイレへ…
という2時間スパンで起きた。

朝は4時出発予定にしたいので、2時間後に目が覚めたら、ちょうど4時。

お隣のワンボックスは既に出発していた。は、早いなぁ…

辺りはまだ暗く、相変わらず超小雨も降っていたが、
次なるサービスエリアで朝ごはんを食べるべく、出発することにした。



吉備サービスエリアでデミカツ丼 東京〜九州 ドライブ旅 出発③

2023-09-23 15:41:00 | 日記


2時間程車を走らせ、あっぱれ桃太郎。
吉備SA(下り/岡山県)に到着した。

桃太郎ゆかりの地、岡山に来たのは初めて。
これまで通り過ぎたことしかなく、個人的に気になっていた土地だ。

なんとなく地味な地域という印象だが、
あの藤井風さんの故郷ともあって、
実家の喫茶店の聖地巡礼などで、人が訪れるようになったとか。

あとは、B'zの稲葉浩志さんの故郷でもある。

昔好きでCDをよく聴いていた中西圭三さんも岡山出身で、
笑っていいとも!のテレフォンショッキングに出ていたときに、
岡山は洋食が有名だ、と言ってたのを記憶していて、
岡山に来たならば、洋食を食べるぞ!と決めていた。

それもそのはず、こんなメニューが名物だった。


デミカツ丼!!

トンカツにデミグラスソースがかかっている、ありそうでなかった丼!!

ソースはあっさり目で好みだった。
いくらでも食べられそうだったが、
個人的にはご飯に合うかどうかは別だったかな。

それよりも同乗者がチョイスした、
【焼肉三昧定食】のタレが濃いめでご飯がすすんだ。
それもそのはず、地元の高校生発案のタレらしい。

せめて20代だったら、ガツガツ食べてただろうなぁ。
デミカツ丼と焼肉三昧定食ダブルでいけたと思う(食べすぎて運転中眠くなりそう)。

果物もその加工品もたくさん売っていた。
ぶどうや梨は今の時期食べ頃。
おもわず梨と種無し巨峰を買った。
これはまた翌朝にでもいただこう。

同乗者は、サービスエリアといえばソフトクリームを食べたいらしく(私もだが)、
一日最低でも2個は食べる!と断言していたくらいだ。
(さすがに2個も食べるか?!)

吉備サービスエリアでは、ご当地マスカットのソフトクリームをチョイスしていた。

少し味見させてもらったが、
口あたりはシャリっとしていて、そんなにクリーミーではない。

暑い日にはこれがいい。果汁が入るとシャリっと感が出るのがこれまたいい。

アイスの早食いが得意な同乗者。
写真を撮る前に食べてしまった。
ほんのりとしたうす緑をしていた。

気になる方は吉備に行って食べてみてください。

時間は14時半を過ぎていた。
これから広島辺りまで走らせて、どこか日帰り温泉を探して疲れをとりたいところだ。

Google mapで調べると、広島も色々温泉があるようだ。
以前から気になっていた【ラドン温泉】で検索してヒットしたところまで向かうことにした。

ーーー
ラドン温泉とは…
ーーー

地中の放射性ウランが放射線を出して変化する過程ででき、無味無臭無色で水に溶けやすい気体。

とのこと。


地下のパワーを取り入れて体の疲れをほぐしていこう。


三木サービスエリアで小腹をみたす 東京〜九州 ドライブ旅 出発②

2023-09-22 17:05:00 | 日記


9月14日 午前4時に東京を出発し、トラックに囲まれながらも順調に西へ西へ向かった。

FMチューニングを合わせながら、全国放送番組だから聴けるいつものパーソナリティの声に
ほんのり落ち着いた気分で運転できた。

次の休憩は、三木SA(兵庫県/下り)。

お昼ごはんまでは少し時間が少しあるのと、できればお昼は、吉備SA(岡山)で食べたかった。

というのも当初の予定では、吉備SA辺りでまずは一泊しようかと思っていたが、
思いの外早く着きそうだったので、まずは三木SAで小腹を満たしていこうという計画に変更した。

兵庫県は明石焼きが有名だが、
1度だけ食べたことがあったくらいで印象が薄かったので、どうだったか覚えていない。

私は、ハトヤの練りかまぼこ紅生姜天を。
その場で揚げてくれるのが驚きだった。
アツアツでさっぱりプリプリでウマイ!

ラインナップは色々。淡路島玉ねぎにも惹かれて迷ったが、
紅生姜天の決め手は、深夜食堂の影響もある。

何話だったか、客が紅生姜を持ち込んで、店主の小林薫に揚げてもらうのだ。
なんだかとてもうまそうで、酔いがまわりやすい酒との相性がよさそうだなぁ。
あんな店のカウンターでぐだぐだ言いながら飲みたいなぁと思ったものだ。

同乗者は、名物明石焼きの出汁をチョイス。



小腹を満たしつつ、ご当地グルメを堪能できるなんて、ほんとサービスエリアって素晴らしい。

トイレも綺麗だし、レジシステムも最新だし。
お土産の賞味期限はレジのスタッフが声に出して確認してくれるし。

さて、あと少し走らせて吉備SAでランチしようか。


モルゲンロート〜朝は果物でととのえる 東京〜九州 ドライブ旅 出発①

2023-09-21 01:19:00 | 日記
9月14日 午前4時いよいよ出発となった。

天気も良さそうで、平日のため道路状況はさほど混雑はなさそうだ。

朝ごはんは、前日に届いた今帰仁村(なきじん村)のドラゴンフルーツと
スーパーで買っておいたバナナを持参し、途中で食べることにした。

ドライバーのため、写真を撮れなかったのが悔やまれるが
(同乗者は後部座席で爆睡してるし…)
朝焼けに映える富士山の【モルゲンロート】を右車窓から拝むことができた。

ーーー
モルゲンロートとは…
ーーー

夜が明けきらない早朝に、
東の空より一筋の赤い光線が山筋を照らし、
山脈や雲が赤く染まる朝焼けのことをいい、
山がもっとも美しく見えるときの一つです。
語源はドイツ語で「Morgenrot」、直訳すると、
モルゲン「Morgen」は「朝」、ロート「rot」は「赤い」を意味しています。


間近で見る迫力の御富士山様が
『良き旅を!』と言ってくれているようで
テンションアゲアゲ⤴︎⤴︎

山梨側からの富士山は、周辺の山並みからの存在感がとてつもなくかっこいいが、
静岡側からの眺めは平原からのいきなり富士山だから、これまたど迫力もの。

しかも紅く染まっていく山肌を見られるのも、
早朝の日が登りはじめる瞬間しか見れないんだから、
これでこのドライブ旅は成功したもの同然だ。

トイレ休憩に寄ったのは静岡SA(下り)。



既に日が登りきって空全体が青に染まっている。
雲の形も秋っぽくなってきたなぁ…

そして朝のフルーツタイム。
おにぎりなんかも作って行って車内で食べるのもいいが、
やっぱり朝イチの食べものは、生ものを食べると調子がいい気がする。

旅をしていても普段のリズムを持ち込めるものは持ち込んでいきたい。



無駄な買い物の抑止力にもなるし、どうせ食べるならなるべく各地域のものを食べたい。

お腹がすけば、道中SAに寄って、名物をちょいちょい食べる予定だ。

どこでも食べられるコンビニ食は、どんなにお腹が空いてても
今回の旅では避けることができた。

ちなみに今回の旅で出たゴミは、SAには捨てない。
住んでいる市のゴミ袋を持参し、すべて持ち帰った。
エコツーリズムの考え方は結構好きだ。

特にSAやPAでみるペットボトルなどの入りきらないゴミの山にはうんざりする。
それでもなお積み上げる輩がいるのはどういう心境なのだろうか…

ついでにちょっと自己満を言うと、トイレも使用後少し綺麗にする。
(これはどこへいっても昔からすることだ)

とはいっても、どこのトイレも本当に掃除が行き届いて綺麗だった。
ひと昔前は、ちょっと汚れていたりしていたような記憶があるが、
どこのサービスエリアのトイレも最新式で、
空き状況も電子掲示板で一目でわかるようになっていた。

今回の旅で、
【日本の美しさはトイレの綺麗さからなんだ】
と改めて思ったものだ。

どこもかしこも外国人が多かったが、
『どうだ!日本(のトイレ)は!!』
と、心の中で胸をはった。

常に掃除のスタッフがいらして、
思わず勇気をもってお礼の声をかけることにした。

『綺麗ですねぇ』
『ありがとうございます。いってらっしゃい』

こんな会話が交わせた。

ひとことだけでも、こちらの気持ちが晴れ渡る。



東京〜九州 ドライブ旅 準備編②

2023-09-20 10:23:00 | 日記

愛車のWAKEはシートアレンジが多い。
いかに快適に車中泊のひとときを楽しむか、全シートをフラットに近づけることにかかっている。

しかし、WAKEはフルフラットにはならないことが欠点。
なので、写真のように、ロングソファーモードに若干手を加えて、さらにフラットに近づけた。

これもyoutube動画を参考にした。

方法は、リアシートの内側側面のカバーを外し、ストッパーを金鋸で切る、というもの。
(自己責任で行うこと。車屋さんに聞いたら、車検は問題ない、とのこと。)

私は切ってしまうのではなく、若干切れ目を入れてペンチでグイッと浮かせた。
そうすることで、またストッパーが必要になったときに戻しやすいからだ。
(とはいえ、切る作業は大変だったので、諦めてその手に変えたのだが。)

と、写真のようにフラットに近づけることができた。



ここで、マットレスをどうするか迷っていた。
youtubeでは、キャンプ用マットを使っている方がほとんど。
コンパクトになるし軽いしいうことなし。

だが私はキャンプはまだ未経験でこの先キャンプをする予定もない。

そこで、我が家でも普段使いしている、アイリスオーヤマのエアリーをチョイスした。

6つ折りタイプがあったので、こりゃ〜いいかも!
コンパクトに持ち運べるしセミダブルは、幅がWAKEとぴったりではないか!!


しかも来客用として家でも活用できる代物!
ミニマリストの思考に近づけた気がした。




しかし、このエアリーを敷いても、
腰部分がフラットにならない分、負担がかかる。

タオルなどで調整してもいいが、
何枚も必要になってくるし、帰宅後の洗濯も増える。



そこでこの夏、千葉の美味しい梨を箱で頂いた際に、
底に敷いてあった緩衝材を何気なくとっといておいたのだが、
それを何枚か窪みに当ててみたところ、ぴったり!

腰にも負担がなく、頭は若干高くなっているので、
ちょうどよく快適な寝心地が実現した。

何かに使えるかも?
と、何でもとっておきすぎることは物が増えていくのであまり良くないが、
これなら軽いし、ほぼ半永久的に使えるし、
ゴミに出したとしても、家庭ゴミなのでタダ。
自画自賛の唸るポイントだった。


エアリーとWAKEは相性が抜群だ。
果物箱の緩衝材もとっておくことをオススメする。
写真は運転席側から。

あとは、セミダブルのパットを敷くなり、タオルを敷くなりすればベースは完璧。
枕は頭部分が高めなので不要だ。

掛け用のタオルケットは夏場は要らない。持って行ったが、結局使わなかった。

肌寒くなってきたら、ダウン素材の掛け布団が良さそうだが、
ドライブ旅は、夏から秋までかな?と思っている。
寒い時期に旅をするとなると、また色々と揃えなければならなそうだからだ。

今回大人二人(体大きめ)で車中泊したのだが、少し狭いと感じたかな。
でも二人ともしっかり寝れたので問題ないだろう。
一人だと、まあまあ贅沢な寝床になる。

夏場はやはり車内が暑くなるので、2時間おきに暑くて目が覚めて、
エンジンをかけてクーラーをしばらくつけてから寝る、
という羽目になった。

電池式の扇風機があれば、ここはストレスないだろう。
出発前に購入を検討していたが、やはり買っておくべきアイテムだった。


あとWAKEには、後部にもシガーソケットが付いているのがありがたい。




今やスマホが欠かせなくなってきているが、
複数人で旅をするときには、運転席と後部席それぞれが、
スマホやパソコンの電池切れの心配をせずに
長時間のドライブを乗り切れる。

USB-タイプcを2つ差し込めるものをチョイスした。
これでパソコンとスマホを同時に充電できる。
後部席の人は、パソコン作業をしながらの旅になったが、なかなか快適だったようだ。