連休の初日、紫式部ゆかりの地、石山寺に行って来ました。
今回は事前にガイドツアーを申し込み2時間くらいをかけて
じっくり見て回りました。
石山寺は奈良時代に聖武天皇により創建された、真言宗の大本山です。
平安時代には貴族の間で石山寺をお参りする「石山詣」が流行していたそうで、
大河ドラマ「光る君へ」の中でも度々登場しています。
京都から日帰りあるいは一泊二日で来られる石山寺は人気のお参りスポットだったようです。
当時の女性たちも様々な悩み事、願い事があり、ストレスをかかえていたのが伺えますね~とガイドさんが説明。
紫式部も7日間石山寺にこもっている間に「源氏物語」のアイデアを思い付いたと伝わっています。
紫式部が使ったという硯も展示されていました。濃い墨と薄い墨を使い分けていたとされ、
濃い墨を入れるくぼみは「鯉(こい)」、薄い墨を入れるくぼみは「牛(うし≒うすい)」、
の形に彫られていました。シャレ?面白い! 残念ながら硯の撮影は禁止でした。
源氏物語を書き始めたとされる「源氏の間」⇓ 紫式部の像 ⇓
「硅灰石」という、とても珍しい岩の上に建つ石山寺。岩は国の天然記念物に指定されています。
秋は紅葉が綺麗なようです。またいつか見に行きたいです。
⇓
境内は急な坂道や階段が多い ⇓ 多宝塔(国宝)源頼朝の寄進により建立 ⇓
ドラマのキャストの紹介、相関図や衣装の展示などが見られる大河ドラマ館もありました。
写真の衣装は、清少納言/ききょうがドラマで着用していたものです。
(光る君へ~大河ドラマ館)⇓ (石山寺郵便局前のポストも紫式部デザイン)
石山寺の後は、車で20分ほどにある 叶匠寿庵「寿長生の郷(すないのさと)」に立ち寄りました
寿長生の郷は6万坪におよぶ広大な敷地で、「お菓子の原点は農にあり」というテーマで
山を開墾し、梅や小豆をはじめとするお菓子の原料を育てているそうです。
叶匠寿庵「寿長生の郷」
ヤギに餌やりもできます。ヤギは畑の雑草を食べてくれる働き者だそうです。⇓
古民家でめずらしい天然氷を使った美味しいかき氷を食べました
氷はふわふわで、小豆や抹茶もさすが叶 匠寿庵 最高に美味しかったです
紫式部ゆかりの地を訪ねると、これからのドラマがますます楽しみになります