大田原より愛をこめて

仕事中の現実逃避

朝青龍引退

2010年02月05日 | 公開中
日本人の有力力士が、ずっといないですね。
若貴以来、第一線で活躍しているのは外国人力士ばかり。
日本の若い人たちにとって、相撲というスポーツが、それだけ魅力のないものになってしまったということです。
言葉を換えれば、外国人力士には、私たち日本人は「はるばる、外国から、きていただいている立場」とも、言えると思います。
だが、そのような寛容な姿勢を見せる人は稀だった。
「横綱としての品格に欠ける」などと言われ、一部の文化人やマスコミに執拗に攻撃され続けた。
大鵬、千代の富士に続く、歴代3位の優勝記録を残した平成の名力士は、まだまだ強く、充分戦えるのに、残念な形で引退になってしまった。
「運命だった」
彼が記者会見でさばさば語った、その言葉通りだったのだろうか。
こんな形での引退がなければ、ひょっとしたら、大鵬や千代の富士の記録も抜けたかもしれない…

朝青龍本人も心残りだろうが、私たちにとっても、とても残念なことだ。
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2 コメント

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Unknown (わかば)
2010-02-08 16:15:48
>(≒日本人力士の層の薄さ)

これが問題です。
伝統、伝統とやたらうるさくいう人たちに限って、電気自動車に乗ったりしてる訳でね。
やっぱり時代の流れをくまなければならない。硬直した組織は必ず淀んでダメになります。
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Unknown (とりっく)
2010-02-05 20:35:15


 おいらは、彼が引退して、正直、少しホットしている。


 確かに文化の違う日本で、有名無形の
 『相撲人としての振る舞い』の理想と、
 彼は戦ったかもしれない。

 でも、どこの文化でも、上に立つもの、
 強いものとしての振る舞いはある。

 暴言やガッツポーズには文句はないが、
 暴力については、プロとしての自覚を感じない。



   彼のような強い横綱をいつまでも
   辞めさせられなかった日本の相撲界の
   弱体(≒日本人力士の層の薄さ)を
   感じます。

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