多重人格に恋する?そんなのあり
最近とても忙しくて、あまり本を手にとっていなかった。
が、図書館からの返却の催促の電話。いつも申し訳ない。
7月16日(月)海の日で祝日。あわてて読む。
私の好きな作家、百田尚樹さんの「プリズム」。
蛇足だが、私がこの百田さんの本を好きになったきっかけは、今新聞などで話題を集めている「影法師」を読んでから。
この本はほんと感動した。
人はこれほどまでに人のために尽くせるのか。
表舞台には立たずに、その人が知らないうちに影法師になれるのか。
この本の最後の舞台となった「碓氷峠」に行ったほどだ。
光は色なんてないけど、プリズムを通すと屈折率の違いから虹のようなさまざまな色に分かれる。
人間も本当はさまざまな人格の寄せ集めである。その一つ一つが出現すると、多重人格者となる。
主人公聡子は、家庭教師の家で離れに住む教え子のおじさんと出会う。その日その日で違う人となるその人に興味を持ち、その中の一人を好きになる。それがなんだか微妙で、そんなことがありなのかって思ってしまった。
だから、百田さんの本にしては、私は少しがっかりとしてしまった。
「錨を上げよ」のような壮大さをテーマに求めてしまった。
最近とても忙しくて、あまり本を手にとっていなかった。
が、図書館からの返却の催促の電話。いつも申し訳ない。
7月16日(月)海の日で祝日。あわてて読む。
私の好きな作家、百田尚樹さんの「プリズム」。
蛇足だが、私がこの百田さんの本を好きになったきっかけは、今新聞などで話題を集めている「影法師」を読んでから。
この本はほんと感動した。
人はこれほどまでに人のために尽くせるのか。
表舞台には立たずに、その人が知らないうちに影法師になれるのか。
この本の最後の舞台となった「碓氷峠」に行ったほどだ。
光は色なんてないけど、プリズムを通すと屈折率の違いから虹のようなさまざまな色に分かれる。
人間も本当はさまざまな人格の寄せ集めである。その一つ一つが出現すると、多重人格者となる。
主人公聡子は、家庭教師の家で離れに住む教え子のおじさんと出会う。その日その日で違う人となるその人に興味を持ち、その中の一人を好きになる。それがなんだか微妙で、そんなことがありなのかって思ってしまった。
だから、百田さんの本にしては、私は少しがっかりとしてしまった。
「錨を上げよ」のような壮大さをテーマに求めてしまった。