平凡な会社員の金儲け読書日記

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「幸田露伴『努力論』を読む 運が味方につく人つかない人」 渡部昇一編述

2006年03月15日 00時50分58秒 | 書評
幸田露伴の人生の目標を実現するための努力論の現代語訳。

たとえば

・努力には「直接の努力」と「間接の努力」がある。

・努力を忘れて努力する。

・自分の運命を切り開いていく勇気を持て!

・運命は人間を幸不幸にするが、

 個人の力も人間を幸不幸にする。

・幸運を呼ぶ人は、失敗の原因を常に自分に帰すが、

 不幸を呼ぶ人は、失敗の原因を常に周りのせいにする。

・目標を達成するための「着手のポイント」を意識する。

・自分の人生に「福」を積み立てる3つの秘訣。

 ①福を惜しむ

 ②福を分ける

 ③福を植える

・目標は高くかかげる。

・他人にあたたかく、やわらかく接するよう心がける。

・自然と人間との賢明な共生。

・病気にかからないように努力し、

 また、病気にかかったらどうするか対策を練っておく。

・健康を保つための先人のアドバイス。

・結果の出ない人は能力がないというより、

 集中力がない場合が多い。

・集中力の無い人の特徴。

・集中力を増す方法。

・日々の小さな成功の積み重ねが自信を蓄積する。

・自分が決めたことを日々確実に行う。


など


「幸運を呼ぶ人は、失敗の原因を常に自分に帰すが、

 不幸を呼ぶ人は、失敗の原因を常に周りのせいにする。」

や集中力の話は、自分に一番必要なことなので、とても参考

になりました。

現代においては、地道に「努力」する人は少なくなってきましたが、

だからこそ「努力」を意識して毎日を過ごせば、

他人より成功に近づけるのではないでしょうか?


運が味方につく人つかない人