平凡な会社員の金儲け読書日記

読書が唯一の趣味の平凡な会社員が、金儲けや成功やビジネスに関するおすすめの本をご紹介します。

「人間通」 谷沢永一 著

2006年03月19日 23時35分42秒 | 書評
読書の達人、谷沢永一さんによる、

人間通(現代を生きていくために必要な他人の気持ちを理解する達人)

になる方法。

たとえば、

・男女を通じて絶対矯正することのできない2つの悪徳

 ケチと臆病。

・能力があるのに成功しない人の多くは、親友がいない。

・自負と野心は紙一重だが、野心はきらわれ、

 適当な自負は好まれる。

・悪口を言い過ぎると信用されないが、

 全く言わなくても信用されない。

・自分の生涯は空しかったと思うことがないよう、

 なんらかの希望を持つ。

・可愛げは、人間の欠点を隠し、他人に好かれる。

・律儀さは、可愛げの次に他人から、好まれる。

・相手のクセを気にする前に、自分のクセを考える。

・人間社会で生きていくためには、すべての競争から

 逃げることはできない。

・抗争に持ち込む前に勝つ。

・日頃から他人にナメラレナイよう毅然とした態度でいる。

・ほめ上手になる。

・評判は、人間の値打ちを定める最後の決め手。

・動機が卑しくても、世間のためになれば、よい。

・他人より、ぬきんでた人間は必ず嫉妬される。

・嫉妬されないためには、ずっと上にぬきんでる。

・嫉妬はキツネ色に程よく焼く。

など

人間通は、谷沢さんが言われるところの「四十代あるいは五十代

に知見を得た遅すぎた人生の納得事項」です。

僕にも耳が痛い、鋭い指摘が、上記以外にも沢山書かれています。

すぐには、直せないこともかなりありますが、

頭の隅に入れて少しづつ改善していこうと、

前向きに考えてみます。



人間通