水(ミネラルウォーター)について考える

人間の生活で欠かすことのできない水・ミネラルウォーターについて。

硬水 軟水 について

2022-12-02 10:00:18 | ミネラルウォーター

私たちが生きていく上で欠かせない 水 ミネラルウォーター の 硬水 軟水 についての情報です。水は硬度によって 硬水 軟水 に分類されますが、この水はどのように飲みわけるのがいいのでしょうか。紹介します。

硬水 軟水

私たちが普段、口にしている水には、「硬水」「軟水」と違いがあります。 自分のライフスタイルに応じて硬水と軟水を飲み分けることができれば、より健康的な生活を送ることができるでしょう。私たちの体は、6割~7割が水です。生きる上で欠かせない水について一歩踏み込んで考えてみると、さまざまなものが見えてきます。

硬水と軟水の違いについて

 硬水と軟水の違い、それは『 硬度 』です。硬度とは、水1L あたりにどれだけカルシウムとマグ ネシウムが含有されているかを表す数字です。 日本では、一般的には 1リットル中の含有で100 mg 以下が軟水、101 mg から300 mg が中硬水、301 mg 以上 が硬水として分類されています。

軟水 は日本人が飲みなれているスッキリまろやかな味でなめらかです。硬水は舌に引っかかる重たい味といわれています。 よくミネラルを補給したい女性が硬水を飲みますが、不味くてあまり続かないという人もいるようです。

国内でも地域によって水の硬さは異なります。 例えば琵琶湖を主な水源とする関西では軟らかいのが特徴ですが、それに対して関東は関東ローム層に含まれる炭酸カルシウムなどの影響で比較的硬いという特徴があります。また、沖縄では中硬水の地域が多いようです。

硬水 軟水 飲み分けについて

【 ダイエット中の方に! 】 腸に水を集める働きのあるマグネシウムと老廃物を排出する働きのあるミネラルの一種サルフェート ( 硫酸塩 ) を多く含んでいる硬水・炭酸水がおすすめです。便秘解消とデトックス効果が期待できます。

 

【 運動をする方に! 】 運動中に汗で失ったミネラルを補給できる硬水。また炭酸が疲労を和らげる効果もあるため、硬 水・炭酸水がおすすめです。

 

【 煮物料理に! 】 和食全般は軟水が合います。しかし野菜などに多く含まれるペクチンはカルシウムと結合すること により固くなるという性質があるので、カルシウムを多く含んでいる中硬水は煮崩れしにくくなります。また肉などのアクが分離しやすいという特徴もあるので、中硬水は野菜とお肉を一緒に煮込 む肉じゃがやスープとの相性も抜群です。

 

【 お米を炊くときに! 】 基本的に日本米は軟水で炊くことがおすすめ ピラフなどのように米粒のパラパラ感を残したい時は、中硬水で炊くと少し芯が残っていわゆるアルデンテな仕上がりになります。また炭酸水でお米を炊くと、ふっくらと水分を含んだごはんが炊け ます。時間がたってもパサツキがないので、お弁当におすすめです。

 

コーヒー、紅茶、緑茶を入れるときには軟水がおすすめです。コーヒーも水道水よりもたとえば 温泉水99 などを使用すると香り、味ともに格別です。

 

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