イカさちジャーナル DX

さちことやわらかイカの周りの狭い世界のおはなし

写真について・・・第1回 「私の芸風」

2007年03月15日 21時35分35秒 | やわらかイカ Z
          



今日は写真について、ちぃーとばかし書こうかと思ってます
今まで写真を趣味にしているわりには写真の話はほとんど書きませんでした
何故かというと写真に興味がない人にはつまんないだろうと思ったからなのなの(´-`)
でも、たまにはいいかなぁ~と・・・

アマチュア写真家には、それぞれ好きな被写体というものがあると思うのだけど・・・
例えばそれは鉄道であったり山や花や動物であったり、
変わったところでは廃墟や地下や布団なんて人も居るわけですな(´-`)

んで、オレはどんな被写体が一番好きかというと・・・「異」なのです♪
これは「異次元」や「異空間」などといった大袈裟なものではなくて
「現実に密着した異」「日常の中の異」と言えばいいのかな?
そういうのをカメラの基本的な機能で抽出するのが好きなのだな
まぁ早い話がシュールレアリズムというヤツですねん

で、↑の三枚の写真のどこがシュールなのかというと
話は長くなるし言語に還元できない部分もあるので
「自分で考えなすゎい」と言ってしまおう( ̄-  ̄ )

オレが好きな写真家さんで植田正治さんや安井仲治さんという
今から70年ほど前に活躍した天才写真家がいてね
なるべく影響されないようにしようと心に決めているのだけれども
やはり少しは影響を受けているなぁ(^^ゞ

でもオレが「異」というものに魅かれたのは
植田さんや安井さんのことを知る以前のことであって
自然に「異」に対してレンズを向けるようになったのですな

これは何かといいますと子供のころの体験に基づいているのだと思うのだ

秘密基地の中や空家を探検したときに感じた別世界、
押入れの中を夜店で買ったオモチャの懐中電灯で照らしたときの光と陰、
お昼寝しているときにふと見上げた天井のシミの恐怖・・・

そんな子供の頃の日常の中に「異」が在ったのだ

つまりオレの芸風というのは子供の頃の追体験みたいなもんかもなぁ