*「魁!!女塾」*

京都でギターを弾いています。

ゴール

2014年10月11日 | blog


今日は保育園のうんどう会だった。
パパが来てないのは
クラスでウチだけだった。


最初の年や2年目は、
なんかもう無邪気にやっているガキたちを見ると
涙がでてきて困ったものだけど
(自分の子という意味じゃなく、全般的にこどもたち)、

今年はもう4年目だし、
さすがに泣いたりするわけないし、
とシレっとしていたが、
結局、自分の子の出てないリレーとか見てまた涙が。


でも周りを見ると誰も泣いてなんかないのよ。



運動会のあいだ
ぜんぜん関係ないことも考えたりしていた。

かけっこの
白いゴールテープを見ていたら
つい、ゴールについて。



ゴールというのはある意味目的であり、
ゴールに向かって本能的にがんばって走るわけで。

たとえばしんどいことも、
ゴールが設定されていて期間限定だと
どんだけつらくてもがんばれるだろう。


だけど、もしゴールがないのなら、
どうなるんだろう。


ずっとあてもなく走り続けるわけで
それはやはりしんどいのだろうか。

そうかもしれないけれど、でも
それはそれで、急がなくていいから
たのしい時間な気もする。

ゴールに向かって走らなくていいのなら、
どのような道を通ってもいいだろうし、
道草をどれだけしてもかまわない。
そして、どこにたどり着こうが自由だ。

二人三脚も
走っている間はふたりでひとつだけど、
ゴールにたどり着いたら
結わえた紐はほどかれて別々のふたりになる。

ゴールがないのなら
あの子たちは二本の脚をひとつにして
ずっと一緒にいられるのかも。


などと妄想が暴走していたのだけど、
今日は四六時中よそのこどもたちにやたらなつかれて
つきまとわれていた。

私は子供がそんなに好きでもないし、
あまり面識のない子がなついてくるとすこし驚くのだけれど、
なんだろう、中身がコドモなのが子供たちにの眼には透けて見えるのかな。
「聖哉くんのお母さん」じゃなくて、あたしのともだちになってよ、だって


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