*「魁!!女塾」*

京都でギターを弾いています。

2016年07月17日 | blog

北山のライブハウスb7での
ロックンロールの宴に行ってきました。

出演者の方は
みなさん長年やってる猛者ですから
サウンドがイイのは勿論のことなのだけど

それだけじゃなく
視覚的にもビシビシくる。

愛したロックの要素を凝縮した何か、
がいっぱい詰まってた。


ギター弾く手首の柔らかさや角度だったり、

ワウペダルを踏む膝の角度だったり、


ボトムスの絶妙な長さとブーツのバランスだったり

同じ豹柄でも、絶対にロックの豹柄だったり


ガーンと弾いて弦から手を離す格好のダサくなさだったり

マイクの高さとマイクに向かう顎の角度だったり


テロテロの柄シャツのピタピタ具合と胸元のボタンの開け具合だったり、

デニムのダメージのこなれ具合だったり


ドラムスティックのしなる独特の角度だったり

ベーシストの右手の肘の伸び方だったり

イヤミな感じとは違う硬派さだったり





それらは計算づくなのではなく
長年のプレイで体に染み込んだ自然なスタイルで

 

おおっ、それ、それなんだよ!
それを見たいんだよ、
それをやってくれよ、とテンションが上がる。

好きなロックの美学、つーの?
美意識、ちゅーの?

サウンドだけじゃなくて
私はそーいうこと(もの)もすごく大事におもってる。

サウンドと同じくらい
ロックファンの心を揺さぶるものだと思う。


高校生の頃に
バンドにハマって
プロのバンド見て

「あーこれがロックなんだ」って
吸収してしまったものを全部忘れてなくて。

いや、普段忘れてるんだろうけど
すごくあざやかに思い出す、こういう夜に。


特にロックのかっこよさを感じるのはプレイヤーの足元。
カッコイイバンドマンは
足元が独特に、粋なんだ。


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