建築への思い

素人から見た建築への思いを、雑誌や本で見聞きしたものを中心に、とりとめなく書き綴っていこうと思います。

I Cannot Tell a Lie (May 2005)

2005-04-22 | This Old House
今日は、庭にある桜の木を切り倒して、階段や手すり、その他の装飾に姿を変えたという話です。

この住宅には4本の桜の木があり、そのうち2本は嵐で倒れ、残り2本も専門家の検診により、倒壊する可能性があるとの診断を受けたことから、4本とも切り倒した、というものです。

階段の写真を見た瞬間、大変美しく、つい目を惹かれてしまいました。

実際に木を切り倒してから階段ができあがるまで、なんと18ヶ月を要したそうです。そのうち、1年間は、エアドライ(空気乾燥)に当てられたとのこと。木の湿度が20%を切るところまで持っていかないと、まがったり、縮んだりする恐れがあるそうです。

それにしても美しい階段。桜も喜んでいることでしょう。

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