縄文人の志葉楽さんのブログ

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●おべんちゃら

2020年01月25日 13時27分57秒 | 文化
●おべんちゃら
◆おべんちゃら
口先だけで御機嫌をとろうとすること。
口先ばかりうまく言って実意のないこと。そういう言葉。
また,その人。お追従(ついしよう)。
「 -を言う」
「おべんちゃら」に似た言葉» 類語の一覧
愛想笑い おべっか 諂い(へつらい) 諂笑 阿諛
 
◆京ことば    意味
 おべんちゃら   口先だけでうまいことを言う
 
◆諂い/諛い(へつらい)の意味 - goo国語辞書
へつらうこと。おべっか。追従 (ついしょう) 。
 
◆諂笑(てんしょう)
へつらって愛想笑いをすること。
「脅肩―を以て職と為し」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
 
◆あゆ【阿諛】
《名・ス自》おべっかをつかうこと。
 「―追従(ついしょう)」
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◆お はこ【〈十八番〉】
〔箱に入れて大切にしておく意からとも,市川家の家の芸歌舞伎十八番の台本を箱入りで保存したことからともいう〕
① 最も得意な芸。得意とする技。じゅうはちばん。 「そろそろ彼の-が出そうだ」
② (転じて)その人のよくする動作・行為や口にする言葉。くせ。 「また君の-の引っ越しかい」
 
◆じゅうはち ばん【十八番】
① 「歌舞伎十八番」の略。
② 最も得意とする芸。いちばん得意な事柄。おはこ。
「十八番」に似た言葉» 類語の一覧
長所 取り得 おはこ 取り柄 特長
 
◆十八番(おはこ)音楽用語辞典
おはこ、といえば自分の得意なレパートリーのこと。唄あり、
踊あり、楽器演奏あり、人によってそのジャンルは様々。
レパートリーとは元々倉庫のこと、倉庫にどれだけの荷物があるか、
つまり音楽で言えば、曲の在庫があるか、と言うことになる。
その曲の在庫の中でも最も得意な物を「おはこ」と呼ぶのだが、
元々この言葉は歌舞伎から来ている。
歌舞伎・市川家に伝わる荒事の演目、七世団十郎が言い出し九世がこれを大成。
この「十八番」という演目は封印をした箱に納め、みだりに上演しては
ならぬとしたことから「おはこ」称して権威づけられた。
「不破・ふわ」、「鳴神・なるかみ」、「暫・しばらく」、「不動・ふどう」、「嬲・うわなり」、「象引・ぞうひき」、「勧進帳・かんじんちょう」、「助六・すけろく」、「押戻・おしもどし」、「外部売・ういろううり」、「矢の根・やのね」、「関羽・かんう」、「景清・かげきよ」、「七つ面・ななつめん」、「毛抜・けぬき」、「解脱・げだつ」、「蛇柳・じゃやなぎ」、「鎌髭・かまひげ」の十八種は必ずしも市川家に伝わるだけのものではない。
 
◆おはこ  隠語大辞典
1.同上。〔第四類 言語動作〕
2.懐中金銭の乏しき事、又目的となす相手方の見込なきをいふ。〔犯罪語〕
3.懐中に金銭の乏しき事を云ふ。又目的とする相手方に見込なき事を云ふ。「おはま」に同じ。
4.スリの目的人物の懐中に金銭がすくないこと。〔掏摸〕
5.懐中に金銭の乏しいこと。又目的とする相手方に見込みのないことをいう。「おはま」に同じ。
分類 掏摸、犯罪語
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十八番
読み方:おはこ
1.得意の技芸。得手なこと。十八番。
2.歌舞音曲等すべて得意の芸事をいふ。一般人事にも用ふ。十八番ともいふ。〔花柳語〕
3.自分の得意な歌或は踊りなどをいふ。〔花柳界〕
4.自分の最も得意とする歌とか踊りとか其他才能のことをいふ。
5.得意なもの。
分類 花柳界、花柳語、芸能
 
◆十八番(おはこ、じゅうはちばん)http://ja.wikipedia.org/wiki/十八番
 もっとも得意な芸や技のこと。
・語源
語源には複数の説があるが、それぞれが相互に関係している。
1.歌舞伎で七代目市川團十郎が、初代團十郎・二代目團十郎・四代目團十郎がそれぞれ得意としていた荒事の演目18種を選んでこれを「歌舞伎十八番」といった。ここから、得意とする芸という意味で広く用いられるようになった。
2.阿弥陀如来が仏になる修行をしている時に立てられた48種類の誓い(弥陀の48願)の十八番目が「念仏をする人達を必ず救済する」というものであり、これが他の諸仏の立てられた誓いより突出している(すべての生けとし生けるものすべてを救う)ことから、十八番が得意なものの代名詞となった。
3.武士の嗜む武芸の種類(刀、弓、組みなど)などの種類が全部で18種類(武芸十八般)から来ている。この場合は「とっておきのひとつ」ではなく、18種類全てに優れた「多才」の意味も含まれる。
4.江戸時代、高価な書画や茶器などを丁重に箱に入れて、「真作である」ことを示す鑑定者の署名である「箱書き」を添えた。ここから、「本物の芸であると認定された」という意味で、「おはこ」と言うようになった。
なお、十八番と書いて「おはこ」と読ませた初出は、柳亭種彦が文化12年(1815年)から天保2年(1831年)にかけて書いた『正本製』(しょうほんじたて)。また七代目團十郎が歌舞伎十八番を初めて公表したのは天保3年(1832年)のことで、この頃から広まった流行表現だったことが分かる。

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