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バイクのレストア

バイクのレストア記録!

ジェンマ125キャブレターOH

2019-02-20 | 日記


高年式のキャブレターは経年の劣化は当たり前。
当然、不具合も生じてくる。
数年前にレストアした際にキャブレターのOHをしたが、その方法は全バラし、ガスケット及びOリングを除き、各部品とボディをキャブクリーナーに浸け置きし、スローとメインジェットを新品に交換し組み上げ仕上げた。
結果、始動性も良好で問題なく楽しんでいたが、CDIをジェベル200の物と交換したこともあり、キャブレターも見直すことにした。
目的は燃費向上!
4ストエンジンでありながら、ジェンマ125は燃費が良いとは言えない。
日常の使用で、ℓ/25㎞位で、ツーリングで、ℓ/30㎞位。
目標はℓ/35㎞位で、ツーリングで、ℓ/40㎞位に設定。

現状の把握から。
始動性が良い、良すぎる。
気温5℃の早朝であっても、チョークを引かずに一発始動する。
しかも、時よりプラグがかぶるし、プラグの状態は常に真っ黒な状態、この事から燃料が濃いことが判る。
エアースクリュウの調整では、大きな改善は望めない。

改善策として、スロージェットを交換することに。
交換するにあたり、各部品の交換もしたいのでメーカーに問い合わせると、在庫は在るが高額。
そこで、ほぼ同型エンジンである「GN125のキャブレター」から部品を流用することに。
GN125は人気車で国内外でも、多くの方が乗っている。
また仕様も国によっても異なるが、ジェンマ125とほぼ同様のキャブレター仕様もあるので、そのキャブレターを選定した。
しかも、超格安だ!!ミクニ製の海外品だと思う。
そのまま使用できると良いのだが、チョーク及びアクセルスロットルの位置並びにフロートの形状が異なるので使用できない。
因みにGN125のインシュレーターは、そのまま流用できる。
今回、流用した部品は赤枠の部品。
GN125のキャブレターに付いていたメイン及びスロージェットは♯110の♯12.5だ。
ジェンマ125は♯130の♯45なので大きく異なるが、試しにGN125使用で始動してみた。
チョークを引いて、始動OKだが、発進に力強さがなく、この仕様は問題が多い。
メインとスロージェットをジェンマ125仕様に戻し組み上げ、試乗しOH前と比較すると、大きな燃費の向上はないが、パリッとした感じ。
今後の改善策はスロージェットを1番ずつ下げ調整していく。
番数は♯42.5、♯40、♯37.5、♯35の順で調整したい。
※♯45と♯42.5との間に番数はないようだ。



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