江戸大家の地味な毎日(意識低い系) 

作業日報なブログ。面白くないしタメにもなりません。by 取引しない宅建取引士

家賃滞納4 尾行

2015年04月30日 | 家賃滞納
この連帯保証人である父上について、以前、母上様と電話でお話しした折、父上は娘さんに対し「親子の縁を切った」そうで自分の家族関係を「普通ではない」とおっしゃっていました。

縁を切るなんて、よほどのことがあったのだろうと思います。

しかし、今回のこの問題は、親子の問題ではなく30才過ぎの契約者とその連帯保証人の話です。

まぁ、被告父上殿は払うつもりはないと言いたいのでしょうが、まずは被告滞納娘を 「合法的 」 に追い出さなければなりません。

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滞納娘は、一日おきに夕方からお勤めに出かけます。

このころは白い高級セダン車のお迎えが来なくなりました。

出勤時間も前より遅くなりました。

駅までスマホをいじりながら、電話をしたりして歩いていきます。

通信料金は支払っているようです。

被告滞納娘は私の顔を知らないので、すれ違ってもわかりません。

ある日、私が駅から自宅に向かっていると、ご出勤の滞納娘がスマホを見ながら駅へと歩いてきます。

私は後をつけてみることにしました。

地下鉄で新橋に着くとクラブのボーイのような恰好をした男とすれ違いざまに挨拶しながら、美容室に入りました。

美容室を出てくると近くのシティホテルの入口に入りました。

ホテルの1階はロビーという感じではなく、小さなお店やカフェが入っていて入口は待ち合わせらしき人が何人かいます。

滞納娘も誰かを待っているご様子です。

しばらくすると男性が近づき、親しそうに大きな声で笑いながら歩いていきます。

「もしかして同伴かよ」   

二人はバーのようなお店がたくさん入っているビルのエレベーターに乗り込みました。

住所は銀座8丁目です。

ここにお勤めなのかなと看板を見ているとエレベーターから二人が出てきました。

えっ!?  

私、咄嗟に背を向けてしまいました。店の名前などのメモを取っていたところでした。

と、振り向くと・・・えーっいません! どっちを見てもいません。  

見失いました。


私、夜の都会は苦手です。

家賃滞納3 保証債務の随伴性

2015年04月27日 | 家賃滞納
管理会社お抱えの弁護士に依頼することにしました。

依頼内容としては退居を強制執行するための裁判になります。

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このころ少し勉強しようと思い立ち、大家ブログで人気の狼旅団の狼サンと必殺大家人さんのセミナーにでかけたりしました。

必殺さんは400戸のオーナーで滞納者の対応はすべて自分でやるという方です。

裁判よりも調停を使い少しでも回収するというお考えでした。

大家は事業なのでこのようなリスクは当然とし、裁判費用も請求できない。(らしい?)

また、相手には金が無い、勝訴しても金が無い奴からは取れない。

たとえ連帯保証人がいるとしてもピンキリだそうです。

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わたしも連帯保証人の登記簿を取りに行ってみたが、所有しているデザイナーズ風マンションは15000万円の根抵当権が設定されている。

地元系の金融期間名が記載されているがここに差し押さえをかけても拒否されることが多いそうです。

やはり給料の差し押さえになるのか・・・できるのか?

ただ今回の裁判は、とにかく退居して頂くということで、取り立ては別途となるようです。

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裁判はゆっくりながら進行し、答弁書なるものが送られてきました。

この答弁書の内容は、連帯保証人である父上殿は私の申立ての一部に間違いがある、というものでした。

「賃貸人(私)は地位を引き継いだとき、保証人に対して何ら連絡もせず、また、連帯保証人承諾書にも地位の移転に関しては記載が無いため、平成20年9月7日いこうの補償契約は無効である。」

えぇ、お気持ちはわかります。

つまり、私の父が大家であったころの連帯保証契約なので連絡もなく引き継いだ契約は知らんということです。


この答弁に関する裁判所の判断は、

「保証債務は主債務者の契約上の債務を担保するものであるから、賃貸借契約の賃貸人たる地位を承継して賃貸借契約上の債権を取得した者との関係においても、被告父上殿の保証債務は当然に移転するものであり、保証債務は消滅しない。」

宅建試験の民法では必須の保証債務の随伴性です。

また、「平成24年10月29日から同12月16日までは不在になります。」と記載されています。

この「不在期間」について弁護士が「時間の引き伸ばし作戦かも」と言ってましたが、その時は意味が解りませんでした。

12月いっぱいで定年退職したことをあとで知りました。

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私この裁判の翌年、宅建取引主任者の資格を取りましたが、この資格全く役に立ってません。

勉強すればするほど体調を崩しました。


つづくかな

家賃滞納2

2015年04月24日 | 家賃滞納
管理会社のお抱え弁護士から催促したようですが、何の動きもなく時間ばかり経ちます。

その間、滞納娘は午後3時になると白い高級車がお迎えに来て出かけていきます。

お迎えは1日おきくらいに来ているようです。

夜のお仕事に派遣されたのでしょうか。


連帯保証人であるお父上の住所をグーグーるマップで見ると小ぶりのデザイナーズマンションです。

調べるとお父上はそのオーナー、同業者です。


久しぶりに報告に来た管理会社の所長に、催促に行ったかと問うと行っていないし電話もしていないとのことその場で私が実家に電話をしました。

母上らしき方が出たので、このままだと裁判するしかない旨を連帯保証人に伝えるようお願いしたところ、1週間後に連絡をしてくれるということになりました。

この手の約束はたいてい守られないでしょう。


当然こちらから電話を何度かしましたが留守電です。

1か月ほどしたとき母上様から電話が来ました。


前回から時間がたって少し落ち着いたのか「申し訳ございません」の言葉が聞けました。

しかし、連帯保証人様は裁判にしてくれても構わないとのたまわっているとのこと・・・

なんということでしょう

一部上場企業の完全子会社で部長職、もうすぐ定年という年齢のかたは、食い逃げ無罪でも主張するのでしょうか・・・。

続くかも






家賃滞納 1

2015年04月23日 | 家賃滞納
管理会社から、「 家賃が滞納されている 」と聞いた時はすでに3か月滞納されていました。

それまでも何度か滞納してはまとめて払うということがあったとのことでした。

管理会社から毎月まとめて支払われるが、いちいち滞納がありますとは教えてくれない。

この滞納者の入居する物件は、自宅の隣にありますがく~(落胆した顔)が、どんな人が何号室に住んでいるということまで普段は気にしません。


契約書を見ると30代女性で、派遣会社社員のようなことが書いてある。

保証人は父親で一部上場企業の完全子会社で部長職、もうすぐ定年という年齢のかたです。

管理会社の所長が滞納の報告に来て、お雇いの弁護士名で保証人と本人に督促をすると説明を受けました。

でも、まぁ、督促すればお父上は立派な会社員ですので支払ってくれることでしょう。


少し調べてみると、3カ月分位滞納が続いても、裁判所は、「 信頼関係が崩れたとまでは言えない 」という解釈らしく、即刻退去させることはできないとのこと。

ちなみに日本以外の多くの国では即刻、警察官が来て強制退去らしいです。

いつもながら日本は平和ボケな国で法律の解釈も晴れなわけです。


たとえば、食い逃げ。

食い逃げしようとする意思が注文したあとに生じて、黙って立ち去った場合、実際に裁判になると最初から食い逃げするつもりがなかったとなり犯罪にならないとか。

民事で勝訴しても相手に金がなければもらえない。

この年になるまでこんなことも知らずに、えぇ、私は幸せ者なので、こんなことを誰からも教わってきません。悪いことは悪い、裁判すれば悪い奴は負けて当然、お金も支払ってもらえると思ってました。

私、両親からそう教わってきました。

たぶんつづく・・・





Wハイツ-212号室 こりぁひどい

2015年04月22日 | 退居修繕・補修・清掃
こうなってしまうのは女性の方が多い



ホコリとカビのコラボ




落ち葉





こんなになっていてもクリーニング代は同じです。
でもこれはまだ許容範囲内です


ここは漂白剤でおちます


問題なのはこれでした
クリックすると大きな写真になります

下の横のカビはコーキングをはがして再コーキングすればいいのですが

縦のパッキンのカビ(?)は漂白剤を塗りラップして一晩おいても薄くもなりません。
クレンザータイプでこすっても1000番の耐水ペーパーも効果なし

最終的にはペイントしました。

油性のライトグレーと白を混ぜて何回か色合わせしたら自分でも驚く出来栄えで

残りは予備用に大切に保管してます。



こちらは待ちかえり後でじっくり落とします。

 


サビは落として耐熱塗料を塗布(車用600℃)



↓ ↓ このボタン交換の見積もりがなんと9800円

メーカーに手配して1個300円(送料・税別)で入手

内部のスイッチ本体のアッセンブリーを交換すればその金額になるかもしれませんが、その対応は不要だと思います。




 で、ワックスをハガシてかけなおして完了






きれいになりました。






管理会社の担当が移動した

2015年04月21日 | メモ

担当が移動になった、と新任担当者から電話がありました。

まぁ、歴代の担当者のほとんどは「使えない」のですが、それは横柄とかいうのではなく、むしろ「もうしょうがねぇな」的なカワイゲがあるので困ります。

そんな彼らの特徴は、「調べて電話します」 は、絶対かかってきません。
別の要件でかかってきて 「例の件は?」 と聞くと 「忘れてました! すみません!」 とハキハキと元気に明るく言います。

この担当は、退去時のリフォーム見積りになるともっとすごい

必要のない取り換え部品を見積に入れる、実際にあった例でいうと300円の部品交換で済むものをアッセンブリー交換で9800円の見積、600円のパッキン交換と清掃で済むことを別部品で6400円の見積もり。

掃除だけで解決する洗面所のシャワー吐水口を27000円の部品交換で見積もる。
あげくの果ては、作業完了後に見積に入っていた部品をチェックすると交換していない 。

こんな担当が系列のクリーニング・リフォームを実際に作業する子会社に発注するのだが、これがまた、にわか職人みたいのがいたりする。
設備のトラブルが起きた時などは、見に行った者の手に負えずメーカーサービスに依頼して二度手間のうえにダブル料金+アルファ。
これはいいとしても、報告書にメーカーサービスの伝票も付けない、料金は伏せても添付しないと本当にメーカーが対応したという報告にならない、また、写真付は一度もない。

使える保険も使わないでオーナーに請求する。

見積もりが来たら自分で確認に行き、できることは自分でやり、保険会社に問い合わせる。
それをしていかないと一部屋分の家賃などすぐ飛んでいってしまいます。

そんな管理会社の1K一部屋のクリーニング代が20000円から30000円に一気に値上げ!

何かの修行をさせられているようです。


管理会社の養分になることなかれ

2015年04月20日 | メモ
自分が若いころアパートを4回ほど転居しましたが、
賃貸契約した後は退去時の鍵の返還以外に不動産屋とは会ったことがありませんでした。

遠い昔のことです。重要事項も説明も受けた記憶はなく、退去立会も記憶にありません。

 
そのころの不動産業のイメージが残っているせいか、管理会社の仕事ってなんだろうと思うことがあります。
もう少しいうと管理料は何の対価なのかということです。

 
日常清掃は別料金です。

 

切れた電球の交換の作業費も別料金です。

 

簡単な草取りもしません。

 
一人の借主が入居中に何のトラブルもなければ
入居時の立会説明(?)と退去立会の手間の対価ということになるでしょうか。

もちろん何かトラブルがあればすべて別料金です。

 

ということは、トラブル時の電話対応のための料金ということになりますか。

 
とほほ・・・