南半球産馬追加募集のご案内 (11/3/4)
例年、好評を博しております南半球産馬の追加募集を本年も行わせていただきます。(以下、省略)
【ファビラスキャットの09】 (父ウォーエンブレム、栗東・松永幹厩舎予定、牡、2200万円)
軽めの頭部からスッと伸びた首差し、伸びのある背中、そして容積のあるトモといった各パーツは見事なまでの連動を見せ、遅生まれのハンデを忘れさせるほどの類稀なる機能美に満ち溢れています。 透き通った瞳は自身の聡明さを強くアピールし、収縮性豊かな馬体は放牧地での走りに躍動感を与えています。 数少ない産駒の中から5頭の重賞勝ち馬を輩出した父とあまたの活躍馬を送り出す母系との組み合わせは輝かしい将来を約束するに十分で、祖母ファビラスラフインをG1馬と成さしめた師とのコラボレーションはまさに大きな夢を追い求め、それを実現する奇跡の“配合”と言えるでしょう。
まず一頭目、こちらの仔は父がウォーエンブレム、厩舎は松永幹ということで結構人気になりそうな気はしますが、正直、内国産と変わらない血統構成に私の心をくすぐるまでには至っていません。
値段もこちらは牡、向こうはメスで同価格に設定されている点も気になるところです。 また11月1日生まれというこれまで連れてきた南半球産馬の中でも極端な遅生まれになっており、本当に9月までにデビューできるんでしょうかねぇ。 牡馬にしては馬体がまだまだできていないとこも気がかりですし、まずは様子見でよいかと。。。
【ハイオナーの09】 (父More Than Ready、栗東・須貝尚厩舎予定、メス、2200万円)
2歳戦で多くの活躍馬を輩出しているモアザンレディ産駒の登場です。 父を彷彿とさせる隆々とした胸前の筋肉、均整の取れた好馬体はセールで活発なセリが行われたことを裏付けるに十分なものとなっています。 父は昨年、初の北米2歳リーディングサイアーに輝き、また豪2歳リーディングサイアーを2度獲得しているように産駒の仕上がりは総じて早く、遅生まれのハンデを仕上がりの早さで超越してくれる種牡馬といえるでしょう。 放牧地で見せるバネや柔らか味、そして普段から見せる反応のはやさは有り余るスピードの源となることは間違いなく、日本の短距離界を席巻してくれるであろう期待を抱かせます。
もう一頭のこちらは血統的には面白そうな感じもしますが、短距離向きの牝馬って考えると、先々厳しい戦いが待ち受けていることや2歳の夏競馬に使えないのももったいないですね。 厩舎が須貝尚というとこも食指の動きにくい理由ではありますが、馬体的にもかなりのトモ高ですのでまだまだ様子見でいいんじゃないでしょうか。
何かクラブの営業妨害のようになってますけど 、今年は5月に2歳募集馬見学ツアー(5月末までに出資した場合は旅行代金の全額キャッシュバックあり)が開催されるようですので、早く日本に連れてこられたらこのチャンスに見学できるかもしれませんね。 募集人数も80名までとなっていますので、どしどしふるってご応募ください
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