さて、０９年産世代では、先にトレセンに戻ったプリュムよりもこの仔の方が期待度が高かったんですが、キラ星のような素質馬が次々と活躍している池江厩舎にあって、この仔は入厩の時期さえわからない状態に陥っています
素質は秘めた仔だとは思っていますので、じっくり育成するというのは分かりますが、中京出走をほのめかしていながらあまりペースアップをしない調教過程を考えると、単に厩舎の事情ってことも頭をよぎります。
有力厩舎の愛馬を持つのは初めてのことなんですが、ちょっと上手く回らなくなると余計な詮索ばかりして、あまり体にいいもんじゃないですね。
個人的には、志高くこの仔の目標をオークスとしてきましたが、残された時間を考えるとかなり厳しくなってきましたね。
昨年の出走状況を振り返ると１勝馬が出走できない訳ではありませんが、勝ち星を２つ重ねて…と考えると、関西の番組では芝の適鞍がほとんどありません。
時間が少ない中で関東遠征を繰り返すのはかなりキツイですし、加えて次走の見通しが立たない現状では、ほとんどその可能性は消えた感じかなぁ～と
オークス出走という大きな夢はトントン拍子に行ってくれたらという条件付きですし、血統的なダート適性を考えても、少しは時間に余裕のある関東オークスに目標を切り換えるのが妥当なところでしょうか。
関東オークスにしてもまだまだ妄想に近い目標ではありますが、農林水産大臣賞典の冠がつくのはカッコいいですし、本日、私すけ兄はアリスマインの目標を農林水産大臣賞典
関東オークスに切り換えることを宣言いたします
■近況■
2/7 ＮＦしがらき
周回コースと坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行っています。
「急なペースアップはせず、角馬場でじっくり体を解してから坂路に行くようにしていますが、しっかり終い１ハロン１５秒ぐらいのところは乗り込んでいます。 この状態ならそろそろコンスタントに１５－１５を取り入れても良さそうですね」（ＮＦしがらき担当者）
2/14 ＮＦしがらき
周回コースと坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行い、週１回は１５－１５を行っています。
「坂路では、馬の後ろにつけて終いは併せて１５－１５ぐらいまで進めています。 だいぶしっかりと動けるようになっていますし、状態は上向いていますよ。 コンスタントに１５－１５を乗れるようになってくれば、帰厩のメドも立つでしょう。 馬体重は４８３キロです」（ＮＦしがらき担当者）
2/21 ＮＦしがらき
周回コースと坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行い、週１回は１５－１５を行っています。
「この中間も、角馬場でじっくり体を解したあとに坂路を上がっています。 コンスタントに週１回は１５－１５を取り入れていますし、馬体の張りも徐々に良くなっていますよ。 具体的に帰厩予定は立っていませんが、引き続き帰厩を視野に入れて進めていきます」（ＮＦしがらき担当者）
2/28 ＮＦしがらき
周回コースと坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行い、週１回は１５－１５を行っています。
「コンスタントに１５－１５を取り入れて調教を行っていますが、特に気になるところもなく順調です。 負荷を強めていっても馬体が寂しくなることはありませんし、いい良化が見られますね。 具体的な帰厩予定は立っていませんが、今の状態からするとあと２週間くらいで移動のメドが立ってくるでしょうし、それまではしっかりと乗っていきたいと思います」（ＮＦしがらき担当者）
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