100% Coconuts Flavor

アーバンでメローなあなたにおおくりします。そう。VIENDA!

サンタシステム

2008年12月08日 16時07分45秒 | Kin
クリスマス近づいてきましたねー。

ふと思い出した弟エピソードがあって。

あれは僕が小学生五年くらいだったかな、
弟は二年生、

実家は熊本のなかでも田舎街である、市内に住んでいる歳のちかい従兄弟三人も来ていて、

クリスマスパーティーがわが家の応接間で催され、

宴もたけなわ、うちのおかんが従兄弟三兄弟にクリスマスプレゼントだよ、といい綺麗に包まれたものを渡していた。

びりびり破り出てきたのはJリーグトランプ!

僕と弟の分は?

ものすごく欲しい訳ではないが一応尋ねる。

あんたたちの分はないよ。

とつれない様子。。。


そしてなんだか不安になった。
いや、嫌な予感がした。

その頃の僕は目が覚めたら欲しがっていたものが枕もとにおいてある奇跡の仕組みに多少ながら気づいていた、
クリスマスが近づくと、それとなく両親、とくにおかんに自分の欲しいものを耳打ちしていた。

その歳は顕微鏡、

何故顕微鏡だったかはあまり覚えていないのだが、おもちゃ的な物より、インテリっぽいそれに憧れていたのであろう。

Wiiを欲しがった去年の自分。
PS3が欲しいためにブルーレイのよさをちくちく加藤に吹き込む今年の自分。

より大分大人である。


大人なはずの小学五年の僕は弟に自分の欲しいゲームソフト、

実況ワールドサッカーの良さをちくちく吹き込んでいた

あわよくば顕微鏡とワールドサッカー、二をつ手に入れるために。


なんとも業にまみれた小学生、

そんな少年カルネにサンタが微笑む訳はない。

朝起きると枕元に顕微鏡がおいてあった。

二段ベッドの下で寝息を立てて寝ている弟の枕元にはなんと、

実況ワールドサッカー。。

うわっ!思わず声がでてしまう。


だが、



良く耳をすますと寝息がもうひとつ、と、いかにもJリーグトランプが入っていそうな、というよりも、夕食後に従兄弟達がベリベリ破いていた包みに綺麗に包装された、トランプ大のプレゼントがひとつ枕においてある。

従兄弟と弟は二人で仲良く寝ていて、
枕元にトランプと、ゲームソフト。

サンタサンが偶然、二つ目のJリーグトランプを従兄弟にプレゼントしたのかも。。

限りなくゼロにちかい望みも

トランプにかかれた真ちゃんへ、
の文字で

掻き消される。

世の中そんなに上手くはいかない。

というか書いてて思ったが、死んだ方がいいな俺は。
少なくとも小学五年の俺は。


朝弟がトランプをみてキャッキャしていたので何だかなごんだ。


チャオもといこんにちはきんでした。

瀧井君が中学生までサンタさんにローマ字で手紙を書いて自宅の冷蔵庫に貼っていたのは内緒の話です。

メリークリスマス。

ちとはやいか。