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赤松敏弘Vibraphone Connection・談話室

マレットの選択

久しぶりに午後はマレットの選択。
 
 
海外製のマレットを使っているのだけど、なんせこのところの関税やら何やらで去年のほぼ倍の価格になっている。それでも価格が倍になっても品質やフィールが変わらなければいいのだけど、新入荷のものはどうだろう・・・。
 
人それぞれに選択のポイントはあると思うが、僕の場合、一番はマレットを持った時の感触。
持って“ワクワク”するものを選ぶ。
これがまた難しくて、なんだろう、、機械的にそつなく整っているものにはあまり興味が湧かない。
握りしめるわけでもないが、自分の手に丁度収まるものを持つと“ワクワク”するようだ。
 
 
それからヘッド。
系を巻いた球体なんだけど、大きさは大きすぎず、小さすぎず。
このところずっとノーマルな球体ヘッドだったので、20年前に使っていたマシュルームヘッド(茶色)のマレットも取り出してみた。
このメーカー、最初に日本に入ってきた時のマレットがあまりにも素晴らしかったので、アルバムで大きな成果が得られた。“ワクワク”して想像力が果てしなく広がったのもあって2005年にアルバムを二枚リリースしている。(『Synergy』『Focus Lights』いづれもVEGA)
 
結構酷使したので同じものを追加で導入したのだけど、なんか違う。あの“ワクワク”感がないのだ。
聞けば発売後にいろんなユーザーからの意見を取り入れて「改良」したのだそうな。
ダメだね。いろんな意見を聞くとその物が持っている偶然かもしれない絶妙なバランスが崩れてしまい平凡なものに成り下がる。
残念ながら3セット購入してピリオド。
 
その中の2セット目に買ったものだ。まだマシにやつ。
一番気に入っていた1セット目のものはマレットのリペア(巻き直し)に出したら、全く違うものになって返ってきた。なんでも巻き方が特殊で手が出せなかったと。それならそのまま返せよ。どうにもならないものにして返されてもゴミになるだけだ。
以来、二度とマレットのリペアには出さなくなった。
演奏家がどれだけマレットにこだわっているか全くわかっていない。でもそれを求めるのは無理な話だと思うから。
 
 
久しぶりのマシュルームヘッド。
感触はあの頃のままだ。手が覚えている。
 
もう一つは巻く糸の違うやつ。
綿巻きと毛糸巻きがあって、僕は毛糸巻き。
 
 
どこかのメーカーがヴィブラフォンは綿巻きのマレット、なんて勝手に決めているが、あれは根拠のない話。
 
 
久しぶりの綿巻きマレット。
ペチャペチャする感触がやはりイカさない。
マレットの細かい操作をすると糸が硬すぎて鍵盤の振動との間でチリチリした接触ノイズが入る。
ソリッドで軽快な音は魅力もあるのだけど、やはりもう戻れないなぁ。
 
マシュルームヘッド、久しぶりに本番で使うかどうか、ちょっと考えてみよう。生音のライブだと問題はなさそうだから。
 
 
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次回・8/23(土)19:00-は、 第73回「夏の海から山へ」をお送りします。お楽しみに。
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【放送 / テレビ

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東京MXテレビ(地デジ9ch MX2)

番組名『ヒーリングタイム&ヘッドライン・ニュース』

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『MY REAL BOOK - Season 1 & 2 / 赤松敏弘』(2023年作)


演奏:赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh,vo)酒井麻生代(fl,alt-fl)須川崇志(b,cello)小山太郎(ds)望月慎一郎(p)平石カツミ(b)岡部洋一(perc)

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Next Show
2025年8月23日(土)13:30- 成城学園前 Cafe Beulmans
Duet with 望月慎一郎(p) 
MC:3.300円 + 2 ドリンクod
予約 03-3484-0047 (カフェ・ブールマン)
メール予約 : info.cafebeulmans@gmail.com
 
 
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新レーベル、AMS RECORD(アムズ・レコード)

AMS RECORD 公式サイト ( www.amsrecord.com )

第一弾は2023年11月22日発売『MY REAL BOOK/赤松敏弘』

 
MY REAL BOOK - Season 1 & 2 / 赤松敏弘
(AMS-23001)定価3.000円(税抜)
通算17枚目となる赤松敏弘のvibraphoneに、レギュラーメンバーのハクエイ キム(p)市原ひかり(tp,flh,vo)須川崇志(b,cello)小山太郎(ds)によるグループ・インターアクションが6曲(含む赤松&ハクエイDUO1曲)と、話題の望月慎一郎(p)を迎えて酒井麻生代(fl,alt-fl)平石カツミ(b)岡部洋一(perc)と繰り広げた絵画を眺めるようなジャズ。ライナーノーツ:高井信成。
動と静、夜と昼、都会と自然、二つの異なる世界を一つのアルバムとして作り上げました。
 
今回は下のサブスク・サイトでも世界同時配信。ストリーミング、ダウンロード。そして今回はハイレゾ配信も行っていますのでどうぞご利用ください
 
━━━  Magazine Interviews, CD Reviews  ━━━
ジャズ批評 24年1月号 No.237 (23年12月24日発売)
【インタビュー】P106~109. 赤松敏弘 音と沈黙は背中合わせ『MY REAL BOOK - Season 1&2』リリース
4本マレットを駆使し、美しい音色を奏でる日本を代表するヴィブラフォン奏者の赤松敏弘が自身のレーベルAMS RECORD(アムズ・レコード)を立ち上げ、通算17枚目をリリース。完成度の高いアルバムに仕上がった。タイトルに込めた思い、レーベルを立ち上げのわけなど詳しく語ってくれた / 取材:編集部
【新譜紹介】P160. 驚くべき成熟がここにある。熟成しかつ濃密な音楽。これが現在の赤松敏弘の驚異的とも言える到達点だ / 文:小針俊郎
出版社:ジャズ批評社 発行間隔:隔月刊 発売日:毎隔月24日 サイズ:A5判 参考価格:1.320円
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Jaz.in 24年1月号(23年11月27日発売)
【巻頭】P16~19. 赤松敏弘 世界的ヴィブラフォン奏者が紡ぐインプロヴィゼーションの奇跡。その音楽的原点にあるもの / 取材: 高井信成
【Jazz Record Guide】
P28.『MY REAL BOOK - Season 1&2/赤松敏弘』「2つの異なる世界を1つのアルバムとして作り上げた」、見事にその意図がしっかりと具現化された充実した作品 / 文:小島良太
出版社:シンコーミュージック 発行間隔:月刊 発売日:毎月24日 サイズ:A4判 参考価格:1.177円
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JAZZ LIFE 12月号(23年11月14日発売)
【新作インタヴュー】P14~15. 赤松敏弘「通算17枚目のリーダー・アルバムを発表」対局に存在しているふたつのバンドの演奏を収めた僕流のリアルブック / 取材:長門竜也
【Disc Review】P37.『MY REAL BOOK - Season 1&2/赤松敏弘』人生を2シーズンに分け、独自の“リアルブック”を著した作品 / 文:長門竜也
出版社:ジャズライフ 発行間隔:月刊 発売日:毎月14日 サイズ:A4判 参考価格:970円
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 サブスク配信(NexTone)サイト
どうぞご利用ください。
 
■AMS RECORDの第二弾『SOMETHING'S COMING / MIKI』(AMS-23002)

世界初!432hzサヌカイ陶琴アルバム【Something's Coming(何か起こりそう!)/MIKI】

マリンバ奏者でもあるMIKIがこの楽器と出会って得たインスピレーションから全ては始まっています。
インストによる即興演奏であることは現代ジャズのフォームと何ら変わらないものの、もう一つの「あちら側」の即興演奏の要素も取り入れて、AMS RECORDのレーベルポリシー「音と沈黙は背中合わせ」の一翼を担うものです。

SOMETHING'S COMING / MIKI
(AMS-23002)定価2.273円(税抜)2024年3月13日発売 

演奏 : MIKI (サヌカイ陶琴) サポート : 赤松敏弘 (シンセ、サヌカイ陶琴 on tr M4, 7 & 9 )

━━━  Magazine Interviews, CD Reviews  ━━━
 
Jaz.in 24年4月号(24年2月26日発売)
 
【Jaz.in Portrait (インタビュー)】P72~73. MIKI ハンドメイドな楽器だから、次に何が起こるかわからない、その時にしかできないことを作品に閉じ込めた / 取材: 島田奈央子
【Jazz Record Guide】
P31.『Something's Coming (なにか起こりそう)/MIKI』「本作には、大変驚いた。マリンバの名手MIKIが全曲で、「サヌカイ陶琴」を弾いて・・・」/ 文:高木信哉
出版社:シンコーミュージック 発行間隔:月刊 発売日:毎月24日 サイズ:A4判 参考価格:1.177円
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■愛媛新聞2024年2月26日(月)刊 
【芸能】サヌカイ陶琴 詩情豊か 
『マリンバ奏者MIKI(松島美紀、松山市出身)が3月13日、インストゥルメンタルアルバム「SOMETHING'S COMING(なにか起こりそう)」をリリース。今作では香川県産の石サヌカイトを使った陶琴を鳴らし、詩情あふれる癒しの音楽を届ける。ジャズビブラフォン奏者の・・・』 / 文:山口淑子
発行所 : 愛媛新聞社 発行間隔 : 日刊
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どうぞよろしくお願いします

【期間限定公開/無料動画】
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最新の動画です。2022年11月に栃木県足利市のartspace&cafeで行われた彫刻家藤岡孝一氏の個展BLUEの中の「JAZZ in BLUE」での演奏からダイジェスト
約27分間の動画です
演奏:Toshihiro Akamatsu(vibraphone) Hakuei Kim(piano)
Nov/13/2022 artspace&cafe @ Ashikaga, Tochigi.
 
■赤松敏弘 official site VIBRAPHONE CONNECTION

発売中のCD、ライブ情報、電子書籍やインタビュー掲載誌等、ジャズ、ヴィブラフォン、演奏法、ジャズセオリーと、ジャズやビブラフォンの周りにある様々な疑問も解決するお役立ち情報も満載。
1997年開設以来のユーザーからの様々な質問や情報交換もアーカイブとして保存中。是非一度お立ち寄りください。
( http://www.vibstation.net )


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